文豪たちが書いた 「犬」の名作短編集

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801303027

感想・レビュー・書評

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  • この本には、14人の作家の16編の短編小説・エッセイが収録されています。

    何分昔のものですので、犬との接し方は大分違うのですが、それでも川畑康成の「わが犬の記」、小山清の「犬の生活」、小川未明の「森の中の犬ころ」などは、犬に対する愛情が溢れたものになっています。
    一方、太宰治の「畜犬談」は皮膚病で臭くなった犬を毒殺しようするとんでもない話です。文豪と言われる中にもこういう人もいるんですね。

  • この中では田山が一番読みにくかった。太宰は面白すぎる。芥川は子ども向け作品?正岡のは短いながらあー、となる。夢久は存外いい話でびっくりした 。佐藤春夫のスペイン犬の家はファンタジー?
    硝子戸の中-夏目漱石/
    わが犬の記-川端康成/
    美しい犬-林芙美子/
    畜犬談-太宰治/
    犬のはじまり-宮本百合子/
    犬と人形、犬といたずら-夢野久作/
    スペイン犬の家-佐藤春夫/
    犬-久生十蘭/
    犬の八公-豊島与志雄/
    犬-正岡子規/
    犬-田山花袋/
    白-芥川龍之介/
    犬の生活-小山清/
    森の中の犬ころ、犬と人と花-小川未明

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