今日、借金を背負った~借金で人生が狂った11人の物語~

著者 :
  • 彩図社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801304383

作品紹介・あらすじ

奨学金で狂った人生、夢の代償はキャバクラ嬢、パチンコ狂想曲、競馬にさえ手を出さなかったら、 オタクとアイドルと借金と、隠れ貧困女子の借金事情、さよならマイホーム、会社を潰した経営者、借金で人生を棒に振った債務者たちが 赤裸々に語る、反省と後悔の体験談!

感想・レビュー・書評

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  • 軽い気持ちで借金するも、どんどん返せなくなる。

    奨学金など、未来への投資のつもりで借りているものでも、社会人になった後の勤務状況(たとえば体調不良)などで、借金が生活に大きな影響がでてくる。
    そんな借金を背負わった人達のルポ。

    計画性のない人が単純に借金返せないのではなく、その人のたまたまの境遇含め、借金が大きくなってしまうこともあり、皆の傍にあるリスクなのだとしみじみ思った。

    本当に返せなくなった時には自己破産など、法テラスに相談して対策すること。
    視野狭窄になって自殺などないように。
    というのは覚えておきたい。

  • 格差社会に切り込むルポライター増田明利氏の本。氏の本は定期的にチェックしているんだけど、今回もどストレートな題名だ。
    本書は破滅的な結末を迎えた人は殆ど登場せず、その一歩手前で「生還」した人が中心という印象・・・中には破滅予備軍の例もあった印象だったけど、この「寸止め」具合がホッとさせられる。
    印象に残ったのは最後の方に番外編としてある「元サラ金マンの回顧録」だ。
    「貸金業者は「ご利用は計画的に」などと注意喚起しているが〜計画的に処理できる人だったらそもそも借金はしない」
    等の言葉が並んでいるが、この方自身もそのビジネスモデルに疲れ切っていたという印象だ。
    借りる方・貸す方とも、借金・貸金は慎重に、という教訓を改めて感じたね。

  • 最新作でしょうか? 読みましたけれども、ちょっと以前のに比べたらパンチが弱い気がしますねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    特に最初の方に収録されていた経営していた会社潰してしまった…系は専門用語みたいなののオンパレードであまり面白くはなかったですねぇ…。

    ギャンブルにハマる若者の話は割と楽しめましたね。僕はギャンブルはしませんが…パチンコとかだって…結局、負けるように出来ていると思いますし…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    うーん、今回は割と淡白な感じで進んでしまいましたね。借金に関する情報とかも載っていたんですけれども、読むの面倒臭くて少々流し読み気味…。

    まあ、そんなアレで消化不良な出来でしたね。さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 借金の怖さ、よくわかりました。

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著者プロフィール

1961年生まれ。1980年都立中野工業高校卒。
ルポライターとして取材活動を続けながら、現在は不動産管理会社に勤務。
2003年よりホームレス支援者、NPO関係者との交流を持ち、長引く不況の現実や深刻な格差社会の現状を知り、声なき彼らの代弁者たらんと取材活動を行う。
著書に『今日、ホームレスになった』『今日、ホームレスになった 平成大不況編』『今日、派遣をクビになった』『今日から日雇い労働者になった』『今日、会社が倒産した』『本当にヤバイ就職活動』『今日からワーキングプアになった』『貧困のハローワーク』『今日、借金を背負った』『今日、ホームレスになった 大不況転落編』(いずれも彩図社)、『不況!! 東京路上サバイバル─ホームレス、28人の履歴書』(恒友出版)、『仕事がない!―求職中36人の叫び』(平凡社)、『ホープレス労働─働く人のホンネ』(労働開発研究会)がある。

「2023年 『お金がありません』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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