狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール

  • 彩図社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801305090

作品紹介・あらすじ

私は一級建築士兼模様替え作家として、約5000件以上の新築および中古住宅の設計や検査、内装や模様替えにかかわってきました。家具の配置、つまり家具レイアウトで悩む人は多く、日々の業務の中で、たくさんの人から相談があります。
中でも多い相談は、部屋にいるとイライラしてくつろげない、家が好きになれない、家を片付けられない、という悩みです。
なぜ、居心地の悪い部屋になってしまうのでしょうか?
部屋の居心地が悪いのは、間違った家具レイアウトや収納をしているからです。正しくない家具レイアウトをしているから、家が片付かず、物があふれてイライラしてしまうのです。
ところで、なぜ私たちは間違った家具レイアウトをしてしまうのでしょうか?
それは、「キッチンの隣はダイニング」、というような一般的な固定観念に沿ってレイアウトしてしまっているからです。
しかし、暮らしやすい部屋を造るためには、自分の部屋に合ったレイアウトを考える必要があります。さらに、家族構成やライフスタイル、動線も考えなければなりません。
また、私たちの収納に対する意識にも、部屋が片付かなくなる原因があります。
私たちは、収納家具を買えば、部屋が片付くと思いがちです。そのため、手軽に購入できる100均の収納グッズや、安価なカラーボックスを安易に購入しがちです。
しかし、手近な100均収納やカラーボックスなどで安易に済ませようとすると、収納したいものが家具に納まらず、片付かないばかりか、収納家具がかえって邪魔になり、ますます狭く動きにくい部屋になってしまうのです。
そのため、家具のレイアウトに加えて収納家具の選定も、部屋の居心地の良さを決める重要なポイントとなります。まずは家具レイアウトの変更をしてみて、余力があればぜひ検討してみてください。

感想・レビュー・書評

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  • 一人暮らしを始める子の為に借りてきたが、「読まない」と拒否されてしまったので、私が少し読んでみた。

    動線を考慮して家具を配置する章は良かったが、狭い部屋に壁面全面収納を提案している章で信用おけなくなった。

  • [墨田区図書館]

    何かで目にしたから予約したんだろうな、読んでいて面白くはあったけれど、どれも目新しいものはさしてなくちょっと不完全燃焼に感じた本だった。

    可能であれば筆者のいう"ルール"を意識して素人(依頼者自身)が改修案を出した後、それでも足りない、もしくは家具配置はOKでもその活用法とかインテリア面とかで一級建築士たる筆者のセンスや経験が光る+αの紹介があれば納得いっていたかも。

    せいぜい15畳あるかないかのマンションタイプのリビングダイニングに対する案のみで、それも「動線の確保」という当たり前のところからの紹介本だった。"動線"として意識したことはないけれど、モノの配置を考える際には、同類をまとめる、作業スペースに近いところ、作業の流れを考えた配置、などは当たり前に考える最低限のことだと思うが、そのレベルの紹介事例で終わってしまった感じだったかな。

    ■ダイニングテーブルの高さとダイニングソファの座面の高さの関係(P.50)
    ①ダイニングソファの座面の高さ: 身長×1/4
    ②差尺(ダイニングテーブルの天板の高さとダイニングソファの座面の高さの差): 身長×1/6
    ③ダイニングテーブル板の高さ: ①+②
    Ex. 165cmの人の場合、①は165×1/4=41cm強、②は165×1/6=27cm強、③は68cm強のものが理想目安

    ■ディアウォールやラブリコ(P.72)
    自分でリビングボードや吊戸棚を作りたい場合、ツッパリ棒や下記のような商品をつかうと、簡単に壁や床を傷つけずに作成可能。

    ・ディアウォール
    https://www.wakaisangyo.co.jp/diawall/
    ・ラブリコ
    https://ec.heianshindo.co.jp/pages/labrico-top

  • 動線を考えた家具配置が重要。
    分かってはいても、間取りから家具の大きさ考えて配置するセンスって、経験が必要そう

  • 引っ越しを機に読んでみた。
    例が多いし説明がとても分かりやすいので、なんとなくコツを掴めた気が、する、、、
    動線と家具の大きさを意識して素敵なおうち作りがんばるぞ。

  • 家具配置に苦手意識があったので読んでみた。
    ルールがわかって面白かった!

  • 2024.01.20

    都心の建て売りやマンションの狭小住宅のお話だな…と感じたのであまり参考になる部分はなかった。
    例がみんな狭いリビングにでかい家具や収納置きすぎ…。
    動線だのなんだの言う前に部屋狭いんだから無理して大きなソファやダイニングテーブル置くの辞めたら?の一言で終わりそうな内容が多かった。

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1439698

  • 内容は子供がいる世帯向け。動線にはみ出した家具を捨ててわざわざ買い換えるのは、もったいないしお金がかかるし環境によくないのでは。紹介されていた壁面収納も壁に取り付ける収納も、ごちゃごちゃした印象になって好きではないので、あまり参考にはならなかった。

  • 「ものを減らしても居心地がよくならないのは、間違った家具レイアウトが原因」というので期待して読んだものの、あまりピンと来ませんでした。

    著者は1級建築士さん。おそらくお仕事のほとんどが注文建築やリフォームなのではないでしょうか?

    「狭い賃貸をいかに住みやすくするか」という目的で読むと、肩透かしされた気持ちに。

    「リビング○畳」とあっても、動線を確保すると実際に家具がおけるのはずっと少ない、というのが一番の収穫でした。

  • 実は自分ちが結構理屈に合った配置に落ち着いてたことを発見。あっちやったりこっち来たりしてると落ち着くところがあるのだが、無意識にそういう理屈に合ったところに流れ着くと動かなくなるということか。模様替え魔人もそれなりにありがたいのものではある。めんどくさいだけではなかったんだ。

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著者プロフィール

模様替え作家/一級建築士/建築基準適合判定資格者
「~地球にやさしい 家族にやさしい~」をコンセプトに、延べ5,000件以上の住戸の設計・検査・審査に携わる。また、これまで300軒以上のリビング・寝室・子ども部屋の模様替えを行なった実績から、模様替えのスペシャリストとして、日本テレビ「ZIP!」、テレビ朝日「グッド!モーニング」、扶桑社「住まいの設計」、小学館「週刊 女性セブン」などのテレビ・雑誌でも活躍中。

「2021年 『狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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