常識として知っておきたい裏社会

  • 彩図社
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本棚登録 : 350
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801305908

作品紹介・あらすじ

「懲役太郎チャンネル」40万人&「裏社会ジャーニー」70万人
YouTube登録者数110万人超えの2人が対談。

現代日本では表と裏との境界が曖昧になり、犯罪の魔の手はあちこちから忍び寄っている。しかし、裏の世界の実情について、一般からうかがい知ることは困難だろう。
本書では、裏社会情報の発信者として注目を集める2名による対談を行った。身を守るためにも「常識」として知っておきたい、裏社会のさまざまな事情を詳細に解説。
ヤクザや半グレとは何か? どのような活動を行っているのか? どこに危険が潜んでいるのか? 警察や刑務所の内情は?
豊富な経験から語られる真実がここにある!

感想・レビュー・書評

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  • 何か役立つ知識があったかといえば、普通に生活する者にとってはあまり関係がない。好奇心だけで読む本。
    ヤクザは怖いなと、あらためて思った。舐めちゃいかん。

  • 本棚登録する際に、教養ジャンルで登録してる自分に笑いそうになった。こういう内容をこういう風に爽やかに学ぶ機会がないので勉強になったことは間違いない。

  • 自分の知らない現実の世界を知りたいっていう想いもあって読書にハマってて、そういう意味では知らない世界の話がいっぱいだからスラスラ読めたんだけど、対談形式でどちらもヤクザよりの人たちだから客観的に知れるというより、犯罪とか留置場の話を上司の武勇伝のように話したりしてるのはなんか違和感あった

  • 裏社会の話を会話形式でまとめてあるため読みやすい。ヤクザも時代に合わせて対応方法を変えており、SNSなどを通して活動していることは驚き。生活が豊かになる反面、相当手の凝った詐欺が出てきてしまうのもまた事実であり、自分も含め家族が引っかからないから心配になった。
    子供を育てる立場にもあるため、子どもが将来こう言った世界へ関与しないよう親として出来ることは何か、今後考えることも大切と感じた。

  • 自分が生きている世界だけが世界ではない。

    世界の広さを知り、確かな目利き力と保身力、受容力を身に付ける。

    見てはいけない、関わってはいけないといわれてきた世界を覗き見るのは、自尊心と好奇心に溢れた自分の中の少年心が奮わされる。

    多様性が"偏重"される今の時代は、隣を見れば全く違う価値観を持つ人がいて、色んな基準が曖昧になっている。そんな時代で生きるには、すぐそばに潜む悪事に飲み込まれない目利き力が大切だと思う。さもなくば知らぬ間に手を汚していたなんてことになりかねない。

    そもそも裏社会というけど、俯瞰すれば表か裏かなんて誰もわからない。
    同じように信仰して同じように考え方があって同じように家族や仲間がいるのだから、表裏ではなく同一平面上にあるだけかもしれない。
    国が違うだけ、のように。
    だからこの本の中にある、『裏社会にいる人たちは自分たちが裏という実感はない』という証言にも頷ける。

    もちろん裏社会を擁護するつもりはないし犯罪を認める気もないけれど、その世界を知れば知るほどいわゆる"表"社会、自分が見てる世界と裏社会はとても近いと分かる。視野が狭いって本当に愚かだとも…

    裏社会に限らず色んな世界を知ることは色んな人を受け止める、ないし受け入れることでもあるだろうし、自分の考えを広く持つことでもあり、自分を守ることでもあると思う。

    だから色んな"世界"を知って色んな生き方の中から自分の生き方を見つけていけたらいいな。

    しかし世の中手を出さないと知らないことのあまりに多いことか。
    そしてどの世界も賢さは強い。

  • 元ヤクザの人気Vチューバーと、裏社会取材歴20年超の編集者・作家の対談集。

    浅田次郎が作家としてブレイクする前に出した初期著作『初等ヤクザの犯罪学教室』を彷彿とさせる。

    驚愕のエピソードの連打また連打で、読み物として抜群の面白さ。

  • 裏社会ユーチューバー2人の対談。
    「常識として」とあるので読んでみたが、1人が昔のヤクザなので昔話が多くて、今とは違ったんだなとしか。
    ただ今はツイッターなどで簡単にアクセスできるようで、知らずに巻き込まれるようなことが増えてるらしく、うまい話はないということを子どもに教えていかないとと思った。

  • 裏社会の昔と今を知れた。
    表と裏、どちらの社会でも、頭が切れないと上に立てないのは同じで、常に向上心を持つことの大切さ、勤勉さの大切さを知らされた。

  • おもしろくて一瞬で読んでしまった
    自分達の知らない裏の世界のことでおもしろかった
    ほんまに当たり前のように人を殺したりする環境がそこにはあるんやな
    親父も結局49歳で殺されたっていうてたけど、
    やっぱ因果応報は絶対にあるな
    覚醒剤は流通が9割以上がやっぱヤクザ
    ヤクザと刺青は切ってもきれない存在
    そう考えるとやっぱヤクザは不要やとも思う
    まともな人間になるには出所してから伴侶を持つって言ってて浅い考えとか自分本位なままだとパートナーは見つからないしそうよなあと思った
    自殺に見せかけて睡眠薬で殺したりも普通にあるらしくて恐ろしいなあとは思ったな
    知識を吸収しまくって俺はしったり学ぼんで成長し続けよう
    フィリピンはやっぱ危険
    日本人の死亡率1番高いらしいしな
    色々学んで判断の上海外旅行もするようにすること

  • 未公開株で脱税として儲けたカタギに対して、5億払わずに5年刑務所生活したほうがよいって語るのは面白い。

    年収1億だもんな。そりゃそうか。

    大麻や覚醒剤の話も面白い。
    覚醒剤は保存が効くから現金に近い使われ方をするとか、大麻は期限があって栽培が繊細とか。いいね。

    勤めた場合でも、入る前にしっかりとした人間関係をしていれば社会に戻れるってのも希望あるはなし。刑務所入ってたこといわずに半年くらい働いて信頼を得れば社会復帰できるとかも。

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著者プロフィール

バーチャルYouTuber。2018年に活動を開始。YouTubeチャンネル登録者数40万人、総再生回数は1.5億回を超える(2022年3月現在)。「バーチャル刑務所」に服役中で、「前科三犯、893番、懲役太郎です」の挨拶がお決まり。

「2022年 『常識として知っておきたい裏社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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