初心なカタブツ書道家は奥手な彼女と恋に溺れる (蜜夢文庫 60)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 33
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801923379

作品紹介・あらすじ

婚約者だと思っていた幼馴染からの突然の結婚報告!見返すために合コンで出会った書道家と付き合いはじめるが――実は相手は……。

感想・レビュー・書評

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  • 初カレ・初カノ同士のじれじれストーリー。
    順風満帆にお付き合いが進んでいくと思いきや、やっぱり横槍は付き物でしたね。

  • 晴香も先生も真面目ゆえに拗らせていた二人なので、元々は凄く純真でいい人たち。
    それに比べて周りの(特に先生のファンと晴香をキープしていたあの幼馴染み)の醜いこと醜いこと。
    ハプニングのキスから始まった二人の交際が、今時の十代よりも初々しい微笑ましい感じでゆったり始まったので一安心していたら、無論ハプニングはあって。
    そのハプニングが犯罪クラスという。
    やらかしても反省を微塵も感じていない辺り、凄い。
    そりゃ示談も応じませんよという。

    そんなハプニングも乗り越えて、初めて同士ながら、初めて同士ゆえに育んでいく恋愛は本当によいものでした。
    お蔭で先生が可愛く見えてくるという。
    お約束を色々やらかしてくれる彼が本当に愛おしかったです。
    姉たちが愛でたくなるのも分かる。

    晴香の弟もシスコンが酷いがよき理解者で本当によかった。
    人気があるのも分かる。
    シスコンゆえに彼にお相手ができたら年上だろうなというのも分かる(しかも年の割に抜けていて守ってあげなきゃいけない系のお姉さん)
    彼の話も確かに読んでみたい。

    巻末の後日談はちょっとプレイがマニアックな方向で笑った。
    耳なし芳一かな?
    そんな状態でも受け入れる晴香、女神かな……

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著者プロフィール

北海道在住。2014年よりwebにて小説を発表、2015年に出版デビュー。現代物の恋愛小説の他、乙女系小説、BL小説も執筆中。

「2017年 『秘め事は雨の中』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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