下賜された悪徳王女は、裏切りの騎士に溺愛される (MOON DROPS 14)

著者 : 青砥あか

• 竹書房 (2021年6月10日発売)

作品紹介・あらすじ

圧倒的な軍事力で周辺の国を制圧してきた大国フィラントロビアの王女ソニア。
冷たい美貌を持つ彼女は、“魔法で人を切り刻む残虐な王女”と言われていた。
あるとき、アフリクシオン自治区の民衆と貴族が蜂起し、魔法騎士団が制圧に向かうことに。
出兵前のパーティで、王に「なんでも好きなものをやる」と言われた騎士団長のレオンは「王女とひと晩過ごしたい」と申し出る。
裏切りと愛憎が渦巻く物語。

感想・レビュー・書評

[黒ソーダさんの感想 · 2024年2月7日]

ヒロインもヒーローも抱えている事情が複雑で、ハピエンに至るまで一直線にはいかない。読み応えがあった。

[郭公さんの感想 · 2021年11月4日]

気になるところが全くない訳ではないけど、それぞれの事情がしっかりとしていて、読み応えのある作品でした。割と頻回でねちっこいエロがやや邪魔に感じられたほど、物語自体が面白かった。
ヒロインは静かだけれど芯の強い女性だし、ヒーローは手が速いけど病み要素があまりなくてポジティブに強いタイプなのが嫌味がなくて読みやすかった。素直に応援できるふたりでした。

著者プロフィール

青砥あか（Aka Aoto）
花粉がひどくてツラいです。
薬を飲んでいるのに、鼻むずむずして肌が痒い……
陽気はいいのにツラい季節ですね。

「2023年 『聖なる王子は番の乙女と閨神事に耽溺する』 で使われていた紹介文から引用しています。」