身代わりの恋が甘すぎて 寂しがりやのペシミストは肉食彼氏に堕とされる (蜜夢文庫 72)

著者 : 櫻井音衣

• 竹書房 (2021年7月21日発売)

作品紹介・あらすじ

仲のいい同僚が自分の元カレと結婚することになり、その結婚式のブライダルプランナーに指名された幸（みゆき）。
同僚たちが新婚旅行に出発したあと、幸の前に現れたのは、彼女が他の男に乗り換え結婚したことを知らない同僚の元カレ富永。
事情を説明しているうちに、酒に酔った美幸は、富永と 酔った勢いで関係を持ってしまう。

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2021年7月23日]

「ちゃんとした」大人なのに、自分に自信がなさすぎる幸。褒められてもお世辞としか思えないという幸は、見ていてモヤモヤする。恵介と出会ってからもそれは同じで、幸の自己評価の低さですれ違いがおきてるのかな。と思っていたけれど、読んでいくうちに恵介も自信がないのかも？と思えてくる。自分に自信が持てなくて、自分のことを好きになってもらえるなんて信じられない２人。そんな似た者同士の２人が一緒にいるとすれ違いもありそうだけど、お互いの想いを知った今、少しずつでも穏やかに暮らせるようになるといいな。

著者プロフィール

【著者】櫻井音衣
2015年webサイトにて執筆活動開始。2018年書籍『恋のお手紙、届けます！』でデビュー。2020年『Pessimist in love ～ありふれた恋でいいから～』で第13回らぶドロップス恋愛小説コンテスト竹書房賞受賞。
不器用な大人たちの恋のお話を書いています。
お酒と辛いもの、カラオケとお笑いが大好きな関西人。兵庫県出身。

「2021年 『身代わりの恋が甘すぎて 　寂しがりやのペシミストは肉食彼氏に堕とされる』 で使われていた紹介文から引用しています。」