実話怪談 玄室 (竹書房怪談文庫 HO 532)

著者 : 神沼三平太 若本衣織

• 竹書房 (2021年12月27日発売)

作品紹介・あらすじ

テーマは「逃げ場を潰す」。寝室、風呂、自家用車の中。本来安心できるはずの場所が恐怖で染まる。初コンビで綴る極限の実話怪談！

感想・レビュー・書評

[イワシチョフさんの感想 · 2022年1月18日]

とても面白かった。興味深かった。
何だろう...薬も飲んでいるのに朝から頭痛が治まらない感じの気分になる。眼の奥にもしみている様な類いの。
冬の重く寒い暗い夜には、嫌な話よりも厭な話しを...。

著者プロフィール

神沼三平太（かみぬま・さんぺいた）
神奈川県茅ヶ崎市出身。O型。髭坊主眼鏡の巨漢。大学や専門学校で非常勤講師として教鞭を取る一方で、怪異体験を幅広く蒐集する。近刊に『実話怪談 揺籃蒐』『実話怪談 虚ろ坂』（蛙坂須美・共著）、その他主な著書に『鎌倉怪談』『湘南怪談』『千粒怪談 雑穢』など。
詛は——厄介だ。

「2023年 『呪物怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」