- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801932098
作品紹介・あらすじ
霊能力を失った郷内を襲う忌まわしい怪異!東北の拝み屋が体験した本当の恐怖実話譚。霊能力を取り戻せるのか!人気シリーズ第7弾。
感想・レビュー・書評
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『いたもんね?』が怖い(⊙ˍ⊙)
続く『不明の話』は、語った者の存在そのものが怖い…。
郷内さんの入院生活の話への批判…する人いるのか。
怖くておもしろいのに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これまでの備忘録シリーズで
事情により日の目にあたらなかった。
曰く付きの怪談が本作でいよいよ目覚める。
いつもながら様々な怪異の話がてんこ盛り!
とても楽しめた。
表題作の『死人帰り』は姉妹が家で留守番をしている時に姉の様子が、、、、
何とも悍ましく、『再来ね再発』の連作になっていたのでとても面白かった!!
その他にも、『人でなし旅館の怪』、『池袋の地下ホテル』、『脱法こっくりさん』、『垣間見る』、『海辺のホテルと緑の目』などがおすすめです♪
さて、作中で前作の反省の弁を述べていた郷内先生
正直言って自分もその事に関しては
少し引っかかっていた。笑笑
しかし、そこまで気にする事なく今まで通りの
郷内先生で良いと思う!!
これからも頑張ってください!! -
郷内さんのご病気が治りますように。
自分語りやめろって言いながら、著書を読んでらっしゃる方は、隠れ郷内ファンなのかなと思いました。
宮城のどこかにある民家で起きた怪異が、めちゃくちゃ怖い。 -
4よりの★3
珍しく星少なめですが、短編が多いためです。
内容は満足です!!
濡れ双子、サイドから、目のやり場と。。自分に降りかかると思うと普通に怖い話です。
読み進めると何でこんなに怪異を経験する人達が多いんだろうと思ってしまう。
新宿に住んでるので『禍の残滓』は。。少し怖い。
『飴っこジイさん』は。。違う意味で怖い。
そして郷内さんの体調など心配な私は、書籍化されるのを首を長くして待ち焦がれるファンではあります。
最後に、『死人帰り』と『再来の再発』怖い。。
最新刊読むぞ!! -
「死人帰り」「些細な差異」「再来の再発」「海辺のホテルと緑の目」が特に印象に残った4作。
毎度もうことでありますが、怪異がこちらを認識しているというのは、自分の中で恐怖を何倍にもしますね。何か得体の知れないものを見てしまったというのは、恐怖はあれど、不思議な体験だったということに変換できそうなものですが、認識されてしまうとそれは無理ですね。
コンタクト、コミュニケーションを望んでいないのに取れてしまったというのは、体験として残るので。
枕の「陽の目を見るモノ」で、タイミングやら何やらで収録を見送ってた怪談の収録、と語っていたので、アニメでよくある総集編的な感じなのかな、とたかを括って読み始めたのですが、そんなことはなく。
そういう軽い気持ちで怪異と向き合うのはいけない、と郷内さんが口を悪くして、いや口を酸っぱくして言い聞かせているのに、ヘラヘラと読み始めてすみませんでした。 -
今までの実話怪談本に、いろいろな理由で集めそこねた話を収録。
タイトルになっている話が印象的だった。漫画かなにかで読んだことがあるような怖い話なのだけど、本の最後にもう一度怖がらせてくれて、その瞬間に急に身近に感じてぞわぞわっとする。
凄惨な怪談なだけに、理不尽な恐怖は本当に厭なものだとつくづく思った。だからこそ怖い話なのだけど。 -
今まで日の目を見なかった怪談詰め。お蔵入りになってたのがもったいない怖さの話もあり、今回読めてよかった。
『海辺のホテルと緑の目』トリに相応しい話。岐部さんの話も怖いし、その周辺のエピソードも不気味。
『密かに死んでた』こういう二度と真意が明かされない奇行の話は大好物。 -
長編が読みたかったので、物足りなかった