泡にもなれない恋ならば (バンブーコミックス 麗人セレクション)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 285
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801957350

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。
    表題作は映画配給会社に転職した、負けん気強くて仕事へのこだわりMAXな小林が主人公。
    攻様の石原は、ひそかに好意を持っていた小林に極上の転職先をさりげなく紹介するとか、身も心も男前なデキる男。
    小林の無自覚な恋心に気づいていたらしきところに萌えました...
    宣伝コピーに絡めて描かれた大人の恋にグッときました!短編だけど萌えはてんこ盛り。
    あと、赤木のオチでニヤついてしまいました。見てたんだ~(笑)

    「その神は、役場にいる。」「今日も神は、役場にいる。」(前後編)「僕の神は、役場にいる。」は、短編オムニバス。
    “このあたりでは「神」って呼ばれてます!”の赤石は、まさに神でした~!このコンセプトがストーリーにぴったりで、どのcpの話もすごく良かったです。
    Hシーンがどれも萌えました。エロにミステリアスなトッピングで、さらに萌え度がアップ。
    赤石って、特殊能力設定で美形なんだけど全然近づき難い神秘的ムードがないのが面白いです。なのに、不意打ちでオトコの色気爆発させるのが反則ですよね~?

    「いい子でごめんね!」は、叔父と甥っ子のHの主導権をかけた攻防戦で、かわいくもありながらエロもしっかりで楽しかったです。世良はそのうちめちゃカッコよく成長して翠を押し倒しちゃうんだろうな…と、妄想してしまいました。
    どれも読み返してしまうこと間違いなしです。

  • 個人的に『夜明けの序章』が好きで作家さん買いしました!
    複数短編に分かれとるけど、それぞれストーリーがすごくいい!けど、ストーリーがいいから凄く続きが気になる物語ばっかりだ〜〜!

  • 短編集。『神』シリーズはオムニバス。絵、特に表紙絵がキレイで惹かれました。

    でも表題作は私は余り…でした。強気で素直になれない男にはあぁでもしなきゃだったのかもだし、そもそもの性癖がアレなら致し方ないのかもだけども、話の展開、流れも好みではなかったかな。

    『神』シリーズは好きでした、おもしろいし短編とは思えないくらいお話がひとつひとつしっかりしてる。神さまと呼ばれる彼の存在は最初『これはギャグ?』と思うような、でしたが、そうではなくしっかりと実生活に馴染んでいるのがホント良きでした。もっと読みたい。

    最後の甥っ子と叔父のお話は、叔父が策士だなと。最後まで責任取っていただければ良し、かな???

  • 人魚姫メリバなタイトルで既にぶち上がりでした。映画配給会社のBLなだけに、映画のようなかっこよさ。ミスリードに次ぐミスリードな展開に引き込まれ、凄く好みの着地。
    表題以外の連作も怪物級で、強い日差しを感じるのにひんやりした物悲しさ。始まり方や、事故のシーンが好き!映画化希望。
    コマ割りや情景など、かっこいい事をかっこつけないでやってる感じがツボです。
    しかし、ストイックなアート系で、あら?もしかしてBL?くらいの情緒不安定型のも読んでみたい。

  • 広告会社のデザイン、キャッチコピーを考える仕事の界隈の話です。こういうビジネス系BLはもはや先生の十八番でしょう。
    三月先生の本は毎回ちょっと複雑な設定を盛り込んでいる印象でしたが今回のはそうでもなかった分展開そのものに集中できた気がします。

  • 表題作は、もっと長編で読みたかったなあという印象。綺麗にまとまってる。自称、迷える魂に道を教えてあげる「神様」と、それぞれのカップルがくっつくまでの話2つ。3つ目は神様と、その神様に片思いをしてた同僚の話。大事な人が亡くなっていたり、そうでなかったり。切ないお話たちだけど、ハッピーエンド。個人的には一番最後の「いい子でごめんね!」が可愛くて好きかな。流れで抜いてあげちゃった叔父と、叔父のことを考えないとイケなくなっちゃった甥っ子の話。続きが読みたい!

    短編集なこともあって全体的にサクッと読めちゃうので、長編だったらもっと葛藤とかすれ違いとかあったのかなあと少し残念というかもったいない気持ちになった。是非続きを~ってことで星4つ。

  • うまいし丁寧。ただ好みではないのかなあ、あまり萌えない。

  • 役場の神様がツボすぎる☆
    ポスター最高!
    神が見ている(笑)

  • 超よかった。短編集だけどオムニバスで繋がってる。作業着萌え!都会じゃなくて微妙に不便な島が舞台ってのも良き!!ワーキングものとしても良き!!

  • なんかしっくり来なかった。連作が表題の方が良かったんじゃないかなー。

  • 5CP入った三月さん初の短編集だそうです。私は『神』シリーズのお話が好きでした。一番は特異な能力をもち神と言われる・赤石と高校から付き合いで同僚・荒島の2人。短編なので仕方ないけど、やっぱりもう少し読みたかったです。

  • 好き!全作品面白くて楽しかった。役場シリーズは続き読みたいくらいです。

  • オムニバス。童貞生徒×教師のエチシーンが萌えた///こんなもろに濡れ場描くの珍しいかも?
    珍子反りすぎってコンプレックスになるの?!って初めて知った…むしろ自慢かと…不可抗力勃起のとき困るから??筆下ろしシーンがなかったのは残念

  • 表題の広告がとても好きだった。BL関係ない(笑)
    神シリーズも良かった。特に3人出てくる話。こんなに当て馬を愛しく思ったのは初めて。

    この方はあまり明るくないドシリアス書いた方が好きです!

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著者プロフィール

【三月えみ】「雲一族と泥ガール」(講談社)全3巻、他BL作品など多数執筆。

「2022年 『魔法の天使 クリィミーマミ 不機嫌なお姫様』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三月えみの作品

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