好物は真夜中のうちに腹のなか (バンブーコミックス Qpaコレクション)

著者 : 蔓沢つた子

• 竹書房 (2019年6月17日発売)

作品紹介・あらすじ

オスもメスも区別なく子供を産むことができる、
猫を先祖に進化を遂げたと言われているこの世界――。

マイナー路線のラジオパーソナリティーを務める真鍋グリムは
友人に連れられ嫌々参加した煌びやかな芸能人たちが集まる飲み会で
ラジオ番組と声のファンだというイケメン俳優・正親に声を掛けられる。
最初は警戒するも、程よい距離感を保つ正親に居心地のよさを感じて
すこしずつ親交を深め、気を許せる仲になったふたり。

ある日、正親とサシ飲みをしていて寝落ちてしまったグリムが
ふと目を覚ますとなぜか正親とセックスしていて――!?

夜須田＆直親・滝浪＆米蔵、結婚後のお話も同時収録！


「えっちな声になっちゃったね　もっと聞かせてよ」

身も心も手に入れたい、
難攻不落の恋。

感想・レビュー・書評

[suy-c-kさんの感想 · 2020年1月13日]

絵が好みなのだが、この作品がシリーズの中で一番好きだった。関係性も明確だし受けがツンデレな年上、攻めが腹黒気味な年下。
正親のやったことってどう考えてもレイ○…なのだが、グリムくん絆されちゃってるし。結果良ければ…ということなのだろう。

[ここPさんの感想 · 2019年8月13日]

シリーズの中で一番好みだった。
なんだろ、関係性がわかりやすかったからかな？

[ぎょうざさんの感想 · 2020年12月6日]

ねこみみシリーズのオムニバス、第3作！

表題作「好物は真夜中のうちに腹のなか」良かった…！！ヨネさんと蓮くんの子どもの正親のお話。
お相手のグリムくんが男前なのに絆されてるのが可愛すぎて…。
（まあけどレイプはダメですね！！）

そして夜須田さんと直親の続編、「好物はいつまでたっても腹のなか」もとても良かったです！！
もともと好きなストーリーが続編になっていて相思相愛な2人が最高でした！

そして3作目で登場人物も増えてカバー裏の相関図凄かったし、子ども世代の親戚集合も良きでした〜

[のこさんの感想 · 2019年11月11日]

気になってはいたのですが、ついに手を出しました。
面白かったです。
親もそうなのですが、子どもも子どもで。

[mira-inさんの感想 · 2019年7月13日]

既刊と変わらずかわいくてエロくて良かった。

[にこぱ★さんの感想 · 2019年7月5日]

シリーズ3冊目。既刊を読んでからの方が良いタイプの本です。今回は特に名前と見た目が似てるキャラが多くて、誰が誰の子供だったっけ？という混乱状態に陥りましたw

[junjunblさんの感想 · 2019年6月28日]

うーん...今回はあまり萌えなかったです...
正親×グリムに関しては、フェロモン誘発剤？のようなものを使ってレイプしたようなものなので、これは手段としては卑怯だなと思ってしまいました。
で、そんな正親をカッコイイと思いつつも、年の差を気にして遠ざけようとするグリム。それが最終的に「まぁいいか」となる展開が唐突過ぎて全く理解できませんでした。
もう少しシリアスな展開を期待していたのですが、急に落ちたので拍子抜けでした。ただ押されて根負けしたようなだけに見えてしまい...もっときちんと「好き」が欲しかったです。
(これは私が正親に魅力を感じられないせいもあるかもしれませんが、どこが好きか全く分からなかったです)
正親の方はずっとグリムのファンだったようですが、その辺のエピソードも薄くて、ただの強引な人に見えてしまいました。
フェロモンの誘惑に弱く、複数の人と寝ていたようですし、グリムだけが"特別"という感じが薄かったです。

景虎×直親
今回は景虎に近づく若くて可愛い新キャラが出てきて、直親が嫉妬するお話です。
その新キャラの婚約者が直親に接触してきて、自分の婚約者と景虎の関係に文句を言ってくるのですが、結局、新キャラは婚約者を嫉妬させたかっただけという...
そして、景虎も嫉妬する直親を見て喜んでいただけという...
こちらは話の展開が読めてしまって、ストーリー的にはそんなに目新しくなかったのですが、直親が景虎の気を引く為に自分磨きに力を入れてどんどん可愛くなっていくのは良かったです。
相変わらずラブラブで安心しました。

蓮太郎×ユウジ
蓮太郎くんがカッコ良すぎて...
このシリーズの中で一番好きなキャラクターなので、彼のお話があって良かったです。

蔓沢先生の漫画は好きなのですが、最近はエロメインで話が薄いものが続いている気がします。
3話構成でエロ多めだとストーリーが薄くなってしまうのは仕方がない気もするので、もっと1冊1カプでストーリーの濃い話を描いてくれたら良いのにな...と思います。