本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
- / ISBN・EAN: 9784802200639
作品紹介・あらすじ
本書では、第二次大戦までに編纂されたドイツ、フランス、ソ連、日本の各陸軍の、師団から軍レベルの運用に関する教範を平易に読み解き、行軍、捜索、攻撃、防御などそれぞれの局面で、各国軍がどのような戦術に基づいて戦おうとしていたのかを探っていく。各国軍の戦術の基本となった「教範」から第二次世界大戦の陸戦を研究する一冊である。理解を助ける図版・図表など40点以上を収録。
感想・レビュー・書評
-
ドイツ「軍隊指揮」、フランス「大単位部隊戦術的用法教令」、ソ連「赤軍野外教令」、日本「作戦要務令」の各陸軍教範。
ドイツは機動戦そして包囲殲滅を重視、フランスは塹壕戦を想定、ソ連は部隊長の裁量を少なくし数字により細かく行動を規定、日本はドイツに近いがより精神性を重視する傾向あり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学研が発行す雑誌「歴史群像」で連載されていた、第二次大戦までのドイツ、フランス、ソ連、日本の陸上戦軍事ドクトリンについて解説していた記事を取り纏めた書籍(2015/09/10発行)。
本書は、ドイツ、フランス、ソ連、日本が第二次大戦前まで作成された陸軍教範を読み解いたものですが、ドイツ、フランス、ソ連については原本ではなく、半世紀以上前に翻訳された黴臭い本を出典にしていますので、訳が今一つ判りずらかったり、どこまで正確に翻訳されたものなのか疑問を感じました。
ミリタリー・マニアの方には好評のようですが、非常に読みずらく疲れる本でした。
全3件中 1 - 3件を表示