- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784802512039
作品紹介・あらすじ
日常生活で毎日のように目にしているロゴ。
組織やサービスの内容を視覚的に伝えるロゴには、
様々な造形上の工夫が施されており、
その法則をわかりやすく解説したのが本書です。
前半[ロゴの基礎知識]では、ロゴを見る時や使う時に知っておきたい法則80 項目、
後半[ロゴのデザイン]では、ロゴを作る時に知っておきたい法則70 項目を掲載。
1 見開きに1 項目ずつ、ロゴの法則をコンパクトにまとめています。
本書では、ロゴの定義、近年のトレンド、変遷と歴史、文化、
法律(商標など)、制作プロセス、発想方法、造形方法(色と文字)など、
多様な側面からロゴについて解説しています。
そのような知識は、ロゴをデザインする方だけでなく、
ロゴを依頼する方や使う方にとっても役立つことでしょう。
本書はロングセラー『要点で学ぶ、デザインの法則150』の
シリーズ書籍として日本で企画制作されました。
前書では紹介されていないロゴの法則を集中的に学べる決定版です。
感想・レビュー・書評
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ロゴの機能、視認性、傾向などを実例デザインとともに紹介してくれる。こじゃれてるなあ。
■ロゴの機能
ブランド認知のツールで、カチ、優位性、親しみ、信頼感を端的に与える。
■ロゴの傾向
Webやスマホとの親和性を考慮して、小型化、フラット化、彩度低めにする傾向にある。
■タブー
日の丸、皇族シンボル(菊、桐)、公共マーク(警察、郵便、省庁)、ハーケンクロイツ、赤十字、赤三日月
■その他
ASICSはラテン語「Anima Sana In Corpore Sano」(もし神に祈るなら健全な身体な精神あれと祈るべし)の頭文字からきている。
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50275259 -
昨今は、いわゆるサンプル集が多く占め売れている様子のデザイン関連書籍。
そのような中で、しっかりと、そして最短で、ロゴのデザインに必要な知識がもれなく学べる良書が出た。
ロゴを制作する際に、ぜひ知っておくべきことや、皆が知りたいと思っている事柄が網羅され、一気に読まさせてくれる。
なんちゃってロゴデザインや、単なる文字遊び、図形いじりで終始している初心者や学生は、最低でも、この書籍に載っている情報は学んでほしい。
また、テンプレートやロゴジェネレーターでお茶を濁している業者は、この書籍で真のグラフィックデザイナーがロゴを制作する上で工夫し配慮してい点を掴むことで、ちゃんとしたデザインを始めるきっかけにしたらいい。
内容は大まかに2つしか区切られておらず、目次ではいくつかの区分けの表記があるものの、章扉は2つしかない。
少々意表を突かれるが、なるほど、一気読みのための工夫か。