資本主義対資本主義

  • 竹内書店新社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803503579

作品紹介・あらすじ

21世紀の資本主義は、アメリカ・英国の「ネオアメリカ型資本主義」と、日本を含めたドイツ・スイスの「ライン型資本主義」間の相剋である。著者の鋭い目はそれらのタイプの揺れ動きを見逃さず、それぞれの国を裸にして徹底的に分析する。日本も例外ではない。このユニークな洞察は今なお世界に大きなインパクトを与えている。

感想・レビュー・書評

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  • 資本主義をアメリカ型とヨーロッパ型に分けて対比させて解説している。発展途上国にどちらを選ばせるとアメリカ型が人気なのが印象深い。宝くじが人気あるように、実際の結果よりも派手に見えるほうを、人は選ぶのだなと思った。



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    【要約】


    【ノート】
    ・成毛10冊

  • 20年前の本ともなると、そこに書かれている「日本」は、別の国のようだ。
    ライン型経済、自分だけの幸せではなく皆の幸せを目指す牧歌的な資本主義はもはや無く、自己責任という言葉に代表される他人を餌にするアメリカ型の経済がどんどん侵入してきている。
    この傾向の萌芽がすでに記述されていたり、韓国の追い抜きが示唆されているのは興味深い。

  • くっだらねー本だ。
    図書館で予約して借りたんだけど、直ちに返した。
    こういうとき、図書館って良いなーって思う。
    もし、こんな、くだらない本、¥2730も出して買ってたら、ショックで立ち直れないところだった。

  • 非合理的、不条理でも、流行、情熱、人真似への熱狂に経済は大きな影響を受ける。

  • 本は10冊・・・に紹介あり

  • よんでよかった!2012年最初の読了本です。

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著者プロフィール

【著者】ミシェル・アルベール
1930 年フランスのヴァンデ県に生まれる。
パリ政治学研究学院および国立行政学院卒。法学博士。政府関係機関役職就任資格のうち最上級のアンスペクトール・ゼネラル・ド・フィナンス(財務総査察官)の資格を持つ。レジオンドヌール勲一等を叙勲。ヨーロッパ投資銀行理事、EC委員会経済構造・開発局長(2006 年名誉局長就任)、エクスプレス・ユニオン副会長、フランス政府経済計画官、フランス総合保険グループ会長等を歴任。
主な著書に『フランスの賭』、『社会主義とヨーロッパ』、『交錯するヨーロッパの視線』、その他、J.J. セルヴァン・シュベールとの共著『アメリカの挑戦』、『天と地― 急進社会党宣言』、『痩せた雌牛』などがある。

「2022年 『資本主義対資本主義 改訂新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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