- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784804717487
作品紹介・あらすじ
あなたは、あなたのままでいい! 極度の口ベタ、人見知りの著者が“内気な人がムリせず他人とうまくやっていく極意”を体験を交えて詳説
感想・レビュー・書評
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うまく喋ろうとするな。
ありのままの自分を受け入れろ -
人付き合いが苦手だからこそ、それが武器になる。
内向型で何事にも自信の持てない私ですが、発想や考え方を変えれば短所が長所になるのだと、前向きな気持ちになれる本でした。
・口ベタの方が気持ちは伝わる
・失敗は自分への投資
・物事の判断基準は将来の自分にプラスかどうか -
内向的な自分を無理に否定せず、その内向的な自分のままで、いかにストレスなく生きるか、いかに仕事で成果を出すか、という点を説く本。
自分でも内向的という自覚はあったが、なるほど著者の言う「内向的な人は〇〇の場合が多い」という項目に、ことごとく当てはまる。往々にして成功者はポジティブ・行動的だが、内向的な人というのはそのような成功者の成功メソッドから遠いところにいる。結果、「もっと積極的に」「自分を主張して」という言われ方を、さも「内向的なことが悪」であるかのように繰り返される。この本では、そのようなプレッシャーやコンプレックスを感じることはない、と主張。
「その努力、むなしくありませんか?」という見出しは、なかなか説得力がある。
ただ、非常によく分かる一方で、やはりどこか「気休め」感が残る。著者も書いているが、やはり究極的には内向的な人も、積極的・社交的な人に憧れがあるのだ。「無理しなくてもいい」と言われる一方で、無理をしてでも変わらなくてはならないのでは…と思ってしまうのはわがままだろうか。
2009年初版、当時としてはなかなか面白い切り口だったのでは。
本書に共感した方は、似たような内容の最近の本として、武田友紀「繊細さんの本」をオススメしたい。 -
内向型の方なら共感できることが沢山書かれている。
また、気軽に日常生活に取り入れられるような話も多く、内向型人間として生きる上での具体的な方法論を学ぶ上では丁度良い本と感じた。
個人的には、内向型の気質をより詳細に知る上ではマーティ・O・レイニー著『内向型を強みにする』が、具体的な対処方法を取り入れる上では本書が適していると思う。 -
共感できる部分もあるが、体験に基づく自分なりの分析ばかりで根拠がなく、納得しにくい。
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著者が内向的な人間だということが随所にあるエピソードからも理解できるため、本書の内容に対する納得感は高いです。ただ、仕事に対する長所は必ずしも内向型の人全員に当てはまるわけではないので(例:失敗がすごく嫌だから注意深くなって結果的にミスが人よりも少ない、など)自分にとって適用できそうなところを少しずつ取り入れていく、というのが適切かなと思います。
著者が書いている「内向型の自分を受け入れる」ということは、きっと私自身も含めた内向型の人は、なかなかうまくできなくて苦労してるんだろうなと感じました。でも、そう考えると「自分を受け入れることが人付き合いのコツ」というのは何も内向型人間に限ったことではないですね。 -
共感する部分が多く、自分の性格をぴったり当てられていた。外向型が得で、内向型は貧乏くじを引かされる世の中だと感じていたが、その性格を武器にもできるという考えに励まされる。肩身の狭い想いをしてきた内向型たちの存在が認めてもらえる社会の到来を待ち望む。
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無理せずそのままのあなたでいいんだよっていう本。
よくありがち。1時間ほどで読み終えることのできる薄い内容。