これで治せる! パニック障害 正しい理解、治療法からセルフケアの方法まで (心のお医者さんに聞いてみよう)

  • 大和出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784804762210

作品紹介・あらすじ

発作の恐怖、外出の不安が消える。長期化させないポイント、快復への道筋がよくわかる。「これで安心!セルフケア・マニュアル」付き。穏やかで安心な毎日を過ごす処方箋。

感想・レビュー・書評

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  • 昨年末の救急車搬送事件、その後の連続発作。
    自分でも多分『パニック障害』?
    と疑っていた。

    ただ、病名がわかるより、
    あの恐ろしい症状が再び出現しない対策を、
    なんとかして知りたかった。
    (→そのための病名特定は必要なんだけど。(;^ω^A)

    図書館へ行ったら、
    イラストも豊富ですんなり読み込める本書が見つかり、
    すぐさま借りて帰った。

    内容的には、たぶん、
    10代後半から20代が多く発症すると言われる年代層に合わせてか、
    症状、原因、引き金、治療法、併発、セルフケアマニュアル等々、
    優しくわかりやすく書いてある。

    しかし、よく読んでいくと、
    結局は医療機関にかかることを説いている。

    ・・・でもこれが一番の近道。
    一人で悩んでいるよりよっぽどいいと思う。
    (→一人暮らしの女性なんかを想定するとね?)

    数回発作を経験すると、
    あの『このまま死んでしまうのではないか』という、
    恐ろしい症状の予期不安の訪れに、
    さらにさらに不安が増大する。
    →そのくせ、救急車呼んでも来る頃には治まってるし。苦笑。

    心療内科、精神科は確かに敷居が高い。
    かくいう自分も母親のトラウマから、
    多分一生行かないと思う。

    ならば、少なくとも医師免許を持つ医療従事者、
    内科のホームドクターに相談するだけでも、
    解決へのとっかかりが得られると思う。

    自分も主治医(内科・小児科・外科・アレルギー科)に訳を話して、
    とりあえずの対処法として『スリピルド』(『ドグマチールのジェネリック』)
    をお守り代わりにと渡して貰った。
    『心療内科は医者との相性があるからね~』と、
    二の足を踏む自分に対しての理解もあり、
    転医した以前の医者のような上から目線
    (そのくせ急場の対処方など全くアドバイス無し。苦笑)に比べて、
    神経質なこちらの性格を読み取った言葉にホッとした。
    (→この診療所は、仲良しの歯科医に教えて貰ったもの。(^ω^))

    前書きに書いてある、
    『どうぞこの本を十分に読み込んでパニック障害に強くなり、
    幸せな生活を送ってください。』と言う言葉に、
    著者の暖かな愛情を感じた。

    ○市立図書館蔵

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