これで治せる! パニック障害 正しい理解、治療法からセルフケアの方法まで (心のお医者さんに聞いてみよう)
- 大和出版 (2013年4月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784804762210
作品紹介・あらすじ
発作の恐怖、外出の不安が消える。長期化させないポイント、快復への道筋がよくわかる。「これで安心!セルフケア・マニュアル」付き。穏やかで安心な毎日を過ごす処方箋。
感想・レビュー・書評
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昨年末の救急車搬送事件、その後の連続発作。
自分でも多分『パニック障害』?
と疑っていた。
ただ、病名がわかるより、
あの恐ろしい症状が再び出現しない対策を、
なんとかして知りたかった。
(→そのための病名特定は必要なんだけど。(;^ω^A)
図書館へ行ったら、
イラストも豊富ですんなり読み込める本書が見つかり、
すぐさま借りて帰った。
内容的には、たぶん、
10代後半から20代が多く発症すると言われる年代層に合わせてか、
症状、原因、引き金、治療法、併発、セルフケアマニュアル等々、
優しくわかりやすく書いてある。
しかし、よく読んでいくと、
結局は医療機関にかかることを説いている。
・・・でもこれが一番の近道。
一人で悩んでいるよりよっぽどいいと思う。
(→一人暮らしの女性なんかを想定するとね?)
数回発作を経験すると、
あの『このまま死んでしまうのではないか』という、
恐ろしい症状の予期不安の訪れに、
さらにさらに不安が増大する。
→そのくせ、救急車呼んでも来る頃には治まってるし。苦笑。
心療内科、精神科は確かに敷居が高い。
かくいう自分も母親のトラウマから、
多分一生行かないと思う。
ならば、少なくとも医師免許を持つ医療従事者、
内科のホームドクターに相談するだけでも、
解決へのとっかかりが得られると思う。
自分も主治医(内科・小児科・外科・アレルギー科)に訳を話して、
とりあえずの対処法として『スリピルド』(『ドグマチールのジェネリック』)
をお守り代わりにと渡して貰った。
『心療内科は医者との相性があるからね~』と、
二の足を踏む自分に対しての理解もあり、
転医した以前の医者のような上から目線
(そのくせ急場の対処方など全くアドバイス無し。苦笑)に比べて、
神経質なこちらの性格を読み取った言葉にホッとした。
(→この診療所は、仲良しの歯科医に教えて貰ったもの。(^ω^))
前書きに書いてある、
『どうぞこの本を十分に読み込んでパニック障害に強くなり、
幸せな生活を送ってください。』と言う言葉に、
著者の暖かな愛情を感じた。
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