2009年度版 公認会計士試験 租税法攻略本

著者 : 村田守弘

• 千倉書房 (2008年12月4日発売)

感想・レビュー・書評

[KAIKEI侍！！！さんの感想 · 2009年9月1日]

なんと！2008年まで公認会計士試験の試験委員だった先生が2009年度の公認会計士試験対策の本を出しちゃいました！！！
この本で参考になったのは、過年度の公認会計士試験の模範解答（理論問題）です。

この本を手に取る前にも予備校の模範解答を参照したことがあったのですが、正直、予備校の模範解答で合格点が取れるのか半信半疑でした。
しかし、この本に掲載されている模範解答が、内容も長さも予備校と大差がないことがわかりました。
「試験委員が解答しても、こんなもんなんだ」ということが分かり、その後は安心して予備校のテキストで勉強することができたのは本当に良かったと思います。

なお、この本に掲載されている過去問の解答の内容について、公認会計士・監査審査会は「正式な解答例ではありません」との声明を出しています。
気になる方は公認会計士・監査審査会のHPをチェックしてみてください。

著者プロフィール

公認会計士・税理士1969年、慶応義塾大学経済学部卒業。1970年、アーサーヤング東京事務所に入所。1999年、アーサーアンダーセン税務事務所代表に就任。KPMG税理士法人代表社員を経て、2006年に村田守弘会計事務所を開設。2006～08年まで公認会計士試験の試験委員を務める。主な著書に『移転価格戦略ケース・スタディ』（中央経済社）、『公認会計士試験 租税法対策』『公認会計士 USCPAのための租税法』『ものづくり日本の海外戦略』（千倉書房）など。

「2014年 『弁護士のための租税法　第３版』 で使われていた紹介文から引用しています。」