高校生からの経済入門

制作 : 中央大学経済学部 
  • 中央大学出版部
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本棚登録 : 74
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805727102

作品紹介・あらすじ

経済ってなんだろう? お小遣いから国の予算、はては地球環境問題まで、幅広いテーマを中央大学経済学部の若手教員が語ります。経済って、お金のことだけじゃない。わたしたちの日々の暮らしが、社会が、どのような仕組みの上に成り立っているのかを考える学問。経済がわかれば、新聞、ニュースもこわくない。どうして大学へ行くの? そのスマホ、メイドイン何? といった身近で素朴な疑問から出発して、経済学の学びへ誘(いざな)います。知れば知るほど、そこには正解のない問題がいっぱい。経済を知りたいすべての人へ。

感想・レビュー・書評

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  • 背ラベル:331-チ

  • 高校のとき、政経を取らなかったから(正確に言うと、選択肢として無かったから、取”れ”なかった)、そのあたりの学習は中学生どまり。なので、高校生からは程遠い今でも、本作の対象と思える。まあでも、経済に関わらずに社会生活を送るなんてほぼ不可能だから、本作に書かれた内容も、知らず知らず分かってくるようなことが殆ど。学問としての経済学を網羅的に見るってことと、更に踏み込みたいときの参考文献を探すってことでは役に立ちそうな読み物でした。

  • 高校生向けとあるが、大人が読んでも遜色ない、素晴らしい本。社会事象を経済学で分析。

    ・高卒と大卒の生涯所得格差は小さくなっている。なのに、若者人口の2人に1人は大卒者で、大学進学のコスト増大。高卒で働けば得られる所得=機会費用損失
    ・家事や自営業手伝いをさせられないせいで、子どもをもつメリットが少ない。学費がかかりすぎる。
    ・食料自給率向上の大切さ

    など。社会に対する関心が深まること間違いなしの一冊。

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