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- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784805824528
作品紹介・あらすじ
社会福祉学の基本的な性格として、実践性が研究や教育において強調されているが、いまだに学問的にそのことが実証されているとは言えない現状がある。そのため、単なる実践を紹介するのではなく、実践学になるための基礎づけの研究が必要とされている。社会福祉実習、現場の実践を個人の体験にとどめるのでなく、体験からの学びを学問にしていく取り組みの必要性を痛感している。また、こうした試みは社会福祉学の研究にとどまらず、その教育においても大いに役立つものと考えられる。本書は、上述の課題へ取り組んでいくことを目指している。最初に社会福祉援助技術の方法論的検討から、臨床福祉学のアプローチを提示し、続いて、従来の学問が「臨床への学」であったことを検証し、実践や体験を大切にするという視点から「臨床からの学」として社会福祉実習学の試みを行っている。さらに、臨床福祉学の真骨頂を表すものとして、今日の対人援助サービスにおける実践的な課題へ取り組んでいる。
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