ソフトバンクの3年後を読む!: 孫正義は何を見据えているか

著者 :
  • KADOKAWA(中経出版)
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806120322

感想・レビュー・書評

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  • 客観的ではない。

  • 孫の生い立ちを含めたソフトバンクの全貌を垣間見ることができる 実際、ソフトバンクの3年後というよりも「ソフトバンクそのもの」を理解するために非常に優れた本である。ソフトバンクというとYahoo!、Yahoo!BB、イートレード証券、孫正義くらいの知識しかなかったのだが、ソフトバンクが非常に巨大な企業集団であること、そして、ソフトバンクが42パーセントを出資している連結子会社であるヤフー株式会社の時価総額が、ソニーやホンダを上回る4兆7.905億円(2004年3月31日)であること、などさまざまな情報を得ることができた。

    また、ソフトバンクのビジネスのやり方なども知ることができる。ソフトバンクは100パーセント出資の子会社を多く持つのではなく、何割か出資をし、グループとして群れで戦うという戦略を持っている。そしてそのグループの顔やくがヤフーであり、ヤフーBBである(ヤフーBBは商品名)。

    ブロードバンドについて多くの紙面が割かれているが、実際、これは次世代のスタンダードとして安定的な利益をソフトバンクにもたらすものだし、それに、その基盤を持つことにより、さらに付加価値商品で設けることができるという戦略もある。近年、NTTとの比較がされるようになってきたが、実際、国が4割の株式を持つ超巨大企業NTTの牙城を崩すほど巨大な力を持つこの会社からは目が離せない。

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