- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806121862
感想・レビュー・書評
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メンターについては、
本田健さんとの出会いによっていろんな学びを得ることができましたが、
今回、秋田さんの本から、以下のことについてメンターについて
さらに深く考えることができました。
①教育
例えば、educationは日本語では「教育」と翻訳していますが、
日本では教育と言うと教えるという意味合いになります。
しかし、educationは、ラテン語のeduce「引き出す」と言う言葉を起源にしています。
すなわち、educationとは、教えるではなく相手の能力を引き出すことなのです。
私は現在教師をしていますが、
教えることには全く興味がなく、
子供たちの能力を引き出すことに大きな関心があります。
そしてこれからの日本の教育は、
教えることから相手の能力を引き出すコーチングに
パラダイムシフトせざるを得なくなると考えています。
②メンターは一人称で話す
例えば、誰かが相談に来たときには、
メンターは、「私だったらこう考える」、
「私も同じようなことで悩んだことがあるよ」のように
私と言う言葉を使って、あくまでも自分の考えを一例として答えます。
最終的には、自分の課題を解決するのは相手にあるのだと言うことに気づかせてくれます。
実際、私も教師として生徒や同僚から多くの相談を受けますが、いつも「私だったらこうする」という風に答えています。
③感受性を高めれば人脈が広がる
つまり、相手に強い関心興味を示すことで人脈が広がるということです。
例えば、先日私の同僚から次のような質問がありました。
「なぜ、あなたの学級経営はいつもうまくいっているのですか?」
私はこの質問に対して、次のように答えました。
「私が1番大切にしていることは、
生徒に興味を持ってその生徒のことをもっと知りたいという好奇心があることと、生徒を一人の市民として信頼しています。
生徒たちとの信頼関係を築くことを自分の最優先事項としています。」
④仕事を徹底していれば、転職が見つかる
私は長年教師として自分の仕事を徹底的に深めてきましたが、そのことによって私が今一番したい仕事は
子供たちが元気に安心して学校生活を送る環境を整え、
子供たちの夢を叶えるお手伝いをすることです。
これが、私のミッションなのです。
⑤上のステージに身を置くと成長する
具体的には、ヒト・モノ・カネ・情報について
自分は上のステージにいる人は全く異なった環境にあります。
ならば上のステージに身をおくことを真似することで
その環境を体感でき、上のステージにたどり着く可能性が高まると考えます。
⑥問題や抵抗勢力は自分の成長のために必要である
実際、最近新たな問題と抵抗勢力が現れましたが、
自分がこの問題や抵抗勢力に対して逃げるのではなく
徹底的にアプローチしていく中で
自分自身が新たな気づきを得る大切な機会にりました。
⑦言葉や噂に一喜一憂しない
例えば、私の生徒から、
「〇〇ちゃんから、『△△ちゃんがあなたののことを悪く言っているよ』
と言われたことで、落ち込んでしまっている」との相談がありました。
しかし、それはあくまでも噂であり、
実際、それが本当かどうかわからないと思います。
そして、いちいちそのようなことをわざわざ言う人は
相手を不安にさせることで、自分を有利な立場に持っていることを、生徒たちに教えていかなければいけないと思いました。
⑧自分らしく生きるとはわがままに生きること
わがままに生きるとは、我(われ)がままに生きること。
つまり、これがThis Is Meなのです。
これまでの人生の前半は、嫌なことも我慢してやってきました。
けれども、人生の後半は自分らしくわがままに生きることで、「生きがい」を持って生きていく人生を選びたいと思います。
そのため、現在、生きがい研究員として
生きがいについて深く学び行動に落とし込んでいます。
⑨地獄に仏
自分が人生のどん底にいたときに、いつも気にかけているくれる仲間がいました。
その仲間がいてくれたことで、私は立ち直ることができました。
そして、人は1人では生きていけないとことに気づかされたのです。
この本を読んで、
自分の「人生のメンター」と「ビジネスのメンター」を
探していきたいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人はだれでもスランプに陥ったり、人生の選択に迷ったりしますネ。そんな時、あなたを精神的に支援してくれる人が、メンターなのです。でもメンターってどうやって探すの?この疑問を解決し人生を豊かにしてくれる一冊。どうぞ手に取って見てください!
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・なりたい姿がはっきりすれば、迷わない。
・上のステージに身を置くと、成長する。
・善くない事を否定せずに、善い事をする。