CD付 世界一わかりやすい 英語の発音の授業

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  • 中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806134732

感想・レビュー・書評

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  • うーん。なかなか、新しい発見がなくもない。中学で教えてってかんじ。

  • 関先生シリーズ。
    発音は意識してきたが、ごまかしつつ発音していた部分が少しクリアになった。
    また、弱形を知り、今後さらに勉強を進めていくための一冊目にもよさそう。特に後半が読みごたえあり。
    発音のカタカナ表記については、好みがわかれるかも。

    イの音はI、iの二つの発音記号がある/rの発音には、最初にwの音が聞こえる/nの音は三種ある→サンバン、サンカイ、サンネンを言い比べる/語の終わりが母音→アルファベット読み 子音→ローマ字読み/同じ子音が連続→直前の母音をローマ字読み/w+arやor→口をwの音にあわせて発音。口を途中で不自然に大きくしない/母音が連続→前の母音のみをアルファベット読み

  • 170

  • 弱音を意識すること

  • 弱形のアが色んな音に聞こえること、母音の歌うたう読み方と普通の読み方の法則、子音が2つ並んだ時の発音、母音+母音の法則など、(例外はあるにせよ)そんな法則があったんだという内容で、昨日までの自分とは違う今日からの自分になれる感じがした。
    15-13

  • 斎藤先生の本で推薦されてたやつ。とりあえず読んで、一度やってみたのみ。まったく定着してるわけはなく、あとは地道な練習あるのみ。

  • stage.1 音読用 封印中

  • 単語も発音も丸暗記しかないと思っていたのは間違いだったようですね^^

  • 発音今までやってこなかったけど、この本を読んで新しい感動の連続です。今まで以上に英語に対する好奇心が湧き、その影響により私の心臓から脳みそまで血液が駆け巡ってます!

  •  「こんな授業を受けたかった!」
     …というよりも、
     「こんなの聞いてねえぞ!」
     と学生時代の先生に詰め寄りたくなりました。

     元々日本語はア・イ・ウ・エ・オと単純な母音が5つしかない上に、子音にはほぼ母音がセットでくっついてくるので、発音がどうしても単純になります。(かかる日本語の特徴について、井上ひさしがどこかで「だからどうしても駄洒落が増える」と指摘していたのを覚えています)
     発音が単純なので、子音だけの発音や5音以上ある母音を有する英語、更に四声が加わる中国語などの発音を練習するには、まず日本語の発音にない音の存在を知る必要があります。
     しかし、学校では発音について体系的に教えてもらう機会はありませんでした。

     「ネイティブのような発音を身につけたかったら、パツキンの姉ちゃんと付き合うか、アメリカに半年ほど住むしかないか…」と諦めていた私は、やがて発音について「どうでもいいや」と思うようになりました。
     まず、浪人生ときの予備校の先生がこんなことを言っていました。
     「国連でインドの代表がスピーチしているのを聞いたことがありますか? 酷いインド訛りで、一体何を言っているのかわかりません(笑)。でも彼らは堂々と自分のメッセージをインド訛りの英語で語っています」
     後に、似た話を『ハートで感じる英文法』の大西泰斗さんもどこかで書いていました。
     「英語を母語としない人々は、それぞれの母語に訛った英語を話している。だからカタカナ英語(Japanish)がそこに一つ増えたって全然気にすることはない。綺麗な発音が出来るようになるのは英語の勉強の最後でOK」
     決定的だったのが、桂枝雀の英語落語でした。「枝雀落語大全 第三十八集」のCDに収録されている「WHITE LION 動物園」はハワイ大学ケネディ・シアターにて収録されたとのことですが、枝雀師匠のベッタベタな"上方英語"(Japanese English - Osakan dialect)で、現地のネイティブから爆笑を取りまくっているわけです。心の底から英語の発音に関するコンプレックスが吹き飛んだ瞬間でした。
    (ちなみに、留学経験のある後輩にこのCDを聞かせたところ、奇しくも「インド人の留学生の英語を聞いてるみたいです」と言っていました)

     …とは言い条、相変わらず相手の言っていることはわかりません(笑)。こっちは片言でも空耳でも好き勝手言ってりゃ良いんですが、外人さんが流暢な英語で話してくる現状も変わらないわけですから…orz。

     そんなわけで、発音については何となく敬遠しており、本書も本棚で良い具合に発酵しかかっておりました。
     が、ふとしたきっかけで本書に目を通すと、目から鱗がボロッボロ落ちました!

     母音・子音の発音の規則だけでなく、前置詞や接続詞の「弱音」の話は、最ウロコ落ちポイントでした。
     「and は"アンド"とは読まない!」
     「Filet-O-Fish(フィレオフィッシュ)の"O"って何?」
     など、冒頭で述べた「そんなの学校で聞いたことないよ!」と「へぇ~」の連続。そもそも and は「ァン/ンドゥ/ン」と発音されるのがほとんどで、「アンドゥ」と発音するときは敢えて"and"を強調したいときしかない、とのこと。「素速く発音してるのではなく、そもそも発音していない。3音だと思っていたら2音しか発音してないわけで、聞こえなくて当たり前」という指摘を見たとき、はじめて洋楽が上手く歌えない理由がわかりました。(踏ん張ったり蹴ったりせず、いきなり全体が動く古武術の動きみたいな話だなぁ…と妙なところで合点がいきました)

     want to が「ウォントゥ トゥー」から「ワナ」になるまでなど、弱音について本書の知識を入れてからCSの洋物ドラマを見てみると、聞き取れるじゃないですか!
     いつの間にか洋楽を口ずさむ時も上手いこと発音が省略できるようになり、今やカリフォルニア訛りで流暢に歌うことが出来るようになりました(当社比)。
     余計なお世話ですが、ス○ードラーニングを聞き流す前に、絶対本書を読んだ方が良いと思います。

     私の頃はセンター試験でリスニングなんて無かったからこういうことを習わなかった…のかどうかは知りませんが、少なくとも今の受験生はこういう本が出ていて羨ましい限りです。

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著者プロフィール

1975年東京生まれ。埼玉県立浦和高校、慶應義塾大学文学部(英米文学専攻)卒業。TOEICテスト990点満点。リクルート運営のオンライン予備校「スタディサプリ」講師。スタディサプリでの有料受講者数は年間20万人以上。今までの予備校では、250人教室満席、朝6時からの整理券配布、立ち見講座、1日6講座200名全講座で満席など、数々の記録を残した英語教育業界の革命児。著書は『世界一わかりやすい英文法の授業』(KADOKAWA)など累計300万部突破。英語を学習する全世代に強力な影響を与えている。

「2023年 『大学入試問題集 関正生の英文解釈ポラリス[1 標準~応用レベル]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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