- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806135166
作品紹介・あらすじ
うまく自分の気持ちをいえない、ちょっとしたことで傷ついてしまう、まわりの人に認めてもらえない、職場にイヤな奴がいる、朝、会社に行くのがつらい、毎日、毎日、気が休まらない。不器用で傷つきやすいあなたがうまくいく43の法則。
感想・レビュー・書評
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心屋さんの本は、初めて。
柔らかい文章で、悩みを具体的に他の事例でたとえて書かれているので、イメージはしやすいと思った。
これまで上手く行ったのだから、また上手く行く、と言う慣性を持っている人は、どれほど良いだろう、うらやましいと思う。
出来るだけそう考えたいけれど、なかなかそうは行かない。
でも、そんな風に考える方が上手く行くことだってあるんだと思う。
また、物事に対して思うようにならない時に、すねる行為は身につまされた。
まるで私のことを書いているようだと、赤面しそうだった。
他には、助けてもらうために心を開くこと。
これは、私は心を許している人に対しては、オープンなのでこれからもそれでいいんだってホッとする。
「でも・・・・」と言うのを少しは減らせるだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間関係がしんどいと思ったら読む本 / 心屋 仁之助 / 2013.08.14(23/154)
人間関係がしんどと思うとき、それは、自分の心が何かに反応している。その何かを見極め、体質改善することが大切。
自分が正しいの間違いに気づく。
人生の宿題は早めに終わらす。=>思うように対処できない自分を見ると、本当はどうしたいのにできないのかを知ることで、どういうことがいえないのか、何が嫌なのか、どうしてそんなにいやなのか、そこに自分のやりのこした宿題が見えてくる。
素のままに、わがままに、かっこ悪く、失敗しながら生きていく人のほうが魅力ある。
将来が不安になるネガティブの法則=>こういうときはこうなる、という自分の思考パターンを作り上げる。思考慣性の法則。根拠のない自信は大切。逆にネガティブ思考だと、失敗経験ばかりを集めてしまう。
中学生の法則=他人はすごく見える。
成長できるのは、怖くても挑戦したとき。怖くて逃げたことは後悔が残る。
心を映す鏡はない。自分の周囲の人を鏡代わりに見るしかない。人のふりみてわがふりなおせ。
できないことをさらけだして生きる。知らないから教えて、知っているけど、そこまで詳しくないから教えて、助けてほしい。そんなことを言える勇気が人を成長させてくれる。
まず自分がまわりに話しかける、まず自分がまわりをやさしくする、まず自分が欠点探しではなく、いいところを認めてあげる、保険の掛け金のようなもの。掛けないと、保険はおりない。 -
心屋さんを知ったのは、TVの番組。
その独特のカウンセリングの仕方に、「なんだろ?この人」と思ったのがキッカケでした。
図書館でこの本を予約し、手に入れて一気に読みました。
文字が大きく、テンポが良いので読みやすいです。
この中で、人間関係が嫌になる三つの段階が書かれています。
1 I'm not OK, You're OK
2 I'm OK, You're not OK
3 I'm not OK, You're not OK
思い浮かべると、私は見事にこの1から3を経験しました。
そして、3になってしばらくたって、問題の根っこと対峙する必要があることに気づきました。
それが今現在で、根っこを解凍中です。
この本の前半は、「他人は自分の鏡」を別の感じで伝えています。
半ばから後半は、先にあげた1から3それぞれの過程にいる人へのメッセージ。
中には、しみじみ読むとじーんと来るメッセージもありました。
色々な部分で、自分が考えていたことと同じことが書かれており、なんだかホッとした感じも。
読んでみて「自分の状況とは違う」と思う方もいるかもしれません。
でも、本質は、おそらく書かれているとおり。
結局は、自分の中に問題も答えもあると思います。 -
今の自分に当てはまることがたくさん書いてあった。
一気に全部変えようとせず、よいと思った部分ひとつひとつ改善していこうと思う。
しんどくなったときにまた読み返します。
ありがとうございました。 -
人間関係の問題は、いわゆる人生の宿題のようなものです。なので、早めに終結させることが好ましいと書かれています。
自分自身に嘘をつき、ハリボテを作ることで、成長を止めてしまい、そのままのほうが結果的に楽に生きられると言うカツラの法則があります。 -
人間関係について知りたくて読書。
カウンセラーは医者ではないので、相談を受けるクライアントを治すことはできない。少し心の負荷を軽くしてあげる程度となる。話を聴いて、専門家の治療が必要かどうかの初期判断をして専門家へ誘導してあげるリファーが大きな役割だと思う。
ホ書は読みやすく、また、分かりやすくするために軽めの文体、各内容に合わせた法則を名付けている。
人間関係に限らず感じるストレスについても同様であるが、相手やストレス発生源は基本、変えることは難しいか相当のエネルギーが必要。だけど、自分は変えることができる。そのほうが現実的。
そのまま真正面から受け止める必要もないので、逃げてもいいし、上手にかわせばいい。
しかし、それは頭では分かっているが実行していくのはなかなか難しいものだったりする。
読書時間:約35分 -
ひと言で言えば…
人間関係に悩み、凹んだ心を立ち直らせ、予防までできる1冊。
感想は…
とっても読み易いし、解り易かったです。
1つ1つの話の長さが、大体5ページ以内と、丁度良かったですね。
自分の当て嵌まる行動の裏に気付けたのは、私としては嬉しい収穫でした。
言い方1つで、こうも変わるんだなぁ、という部分には、良い勉強になりましたね。
人間関係や、それに伴う自分の心に悩んでいる人には、とっても良い1冊だと思います。
・人間関係で、どっと疲れるくらい悩んでる人
・解り易い人間関係改善本を探している人
・人間関係の悩みで、これまで読んできた本が難しくて、挫折した人
・人間関係問題で、自分の言動に隠れている本当の気持ちが解らない、知りたい人
そういう方たちにオススメしたいですね…。 -
人間関係が煩わしいと感じるシチュエーションに対して何が原因か、どう変われば改善されるのかを事例を基に紹介されています。
■集団にはこういう人が必ずいる
自分自身は人との交流が好きなので、「しんどい」と感じたことはほとんどありません。ただ周囲を見ていると人間関係のせいで、仕事や、プライベートでストレスを感じている人がいます。
■周りがどうかではなく「それを自分がどう思うか」
人間関係が上手くいかない≒あの人と合わない
結局これを解決するためには自分が変わるのが一番簡単な方法です。相手を変えるなんてそれこそ労力がかかるしストレスです。
■人と接するときに少し意識をするだけ。
それだけで、相手の見方は変わると思うし、相手への接し方が変われば、相手からの接し方も大きく変わるはずだと改めて認識しました。 -
周囲の人間関係をどうするか悩んでいた時にヒントをもらいました。