金子兜太の俳句を楽しむ人生 (中経の文庫)

著者 :
  • 中経出版
2.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 3
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806139638

作品紹介・あらすじ

90歳を過ぎてもなお生々しく人生を歩み続けている"俳童"は、いったいどうやって俳句とかかわってきたのか?著者が自らの俳句人生について赤裸々に語った、講演・寄稿集。生まれ育った土地、師や盟友たちのことなど、折々の生の感覚が色鮮やかに読み手に伝わってくる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 出張の帰りに駅の売店で、たまにはこんな本もいいかと衝動買い。
    もともと自分に俳句に関する知識が乏しいという理由がイチバン大きいのですが、正直なところ楽しめませんでした。
    本書は、俳句専門誌等へ掲載されたエッセイをまとめたもので、俳句に関してはかなり専門的な内容。登場する俳人もほとんど知らない人ばかりでした。
    ただ、著者の戦争体験が語られる前半は、評論家的に戦争を評していた著者が戦場に行き、そこで悲惨な体験をする様子がリアルに描かれていて印象深かったです。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

金子 兜太(かねこ とうた)
1919年埼玉県生まれ。東京大学経済学部卒業。1943年日本銀行に入行。加藤楸邨に師事。1962年、同人誌「海程」を創刊、主宰。1978年埼玉県文化賞受賞、1983年、現代俳句協会会長、1987年より朝日俳壇選者、1988年、紫綬褒章受章、1996年、句集「両神」で詩歌文学館賞受賞。1997年、NHK放送文化賞。2005年日本芸術院会員、2008年、文化功労者。
主な著書「種田山頭火 漂泊の俳人」「小林一茶」「感性時代の俳句塾」「放浪行乞」「わが戦後俳句史」「一茶句集」ほか。句集「少年」「蜿蜿」「暗緑地誌」「遊牧集」「金子兜太全句集」「黄金子兜太句集」「皆之」「詩経国風」「金子兜太集」第1巻~第4巻ほか。

「2022年 『金子兜太 俳句の古典を読む ─芭蕉 蕪村 一茶 子規─ CD版 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

金子兜太の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×