遊びの品格 (中経の文庫)

著者 :
  • 中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806141587

作品紹介・あらすじ

「遊び」とは、しなくてもいいのにあえてすること。「仕事」とは、いやでもやらなければならないこと。心の中に「遊び」をどれだけもつことができるか、人生の愉しみは、そこから生まれる。本書は、「遊び心」「趣味」「作法」「恋愛」「お金」「芸術」という6つの視点から、あなたの人生を愉しく、有意義なものにするヒントを紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 金持ちではなく、"人持ち"になる。

    遊び方にこだわりがあって読んでいて楽しい。

  • 見栄を張らず、ムリをしないで自分らしい生き方をする。それが人生を愉しむコツである。
    →林先生とは真逆。努力するからこそ他者の成功を心にゆとりを持って眺めることができる。

    寝る間も惜しんで遊ぶ
    →これは主体的な人の証。主体的な人は何やっても楽しめるし、エネルギーに溢れてる。だからこそ仕事でもいい成果が残せるのだろう。

    最近の若者は遊ばなくなった
    →これも、一昔前は質素倹約で美徳の一つとされている時代もあったし、今でもぬぐい切れていないと思う。遊ぼうが遊ぶまいが双方にメリット・デメリットがある。

  • 部分的に共感できる。

  • 趣味を大切に、仕事以外の付き合いを大切に。人生の質を上げるためにただのらりくらりしてちゃダメですね。

  • 覚えたこと:ナースログ(森の倒木のこと)苔や微生物を育み、土地を豊かにする。
          「さざれ石」(石灰質角れき石)石灰岩が雨水で溶解し、石灰質の作用により、小石がコンクリート      状に凝結して固まってできる。「大小の別なく強調団結してともに栄えゆく」といった精神が象徴さ      れている。
    遊びの品格:心にゆとりを持ち、自分のお金で、学び深めることが出来る事が望ましい。
          食、芸術、スポーツそれぞれ本物に触れ、眼と心を肥やす。
     確かに、一つのことに嵌ることにより、多く知ろうとして学んだり、見たり聴いたりするものだ。映画や小説も多く見読することにより、人間の幅が広がり心が深くなるものだそうだ。自分は、確かに自分の遊ばせ方が下手だ。映画や小説もあまり見読していないのは、フィクションに価値を見出していなかったからだ。考えを変えて早速行動しよう。

  • 視野を広げたり、仲間を増やしたりする機会を遊びの場から得る事はとても大事。その遊びをゆとり、豊さ、無駄等と色々な観点から表現するのは自由だが。
    遊びは、むしろ仕事以上に豊な人間らしい生き方には 必須かもです。

  • 充実した生活のためには、遊び(趣味)が大事だという趣旨の本。
    まあ、どういう生活が充実した生活かは人それぞれなんで、遊びが充実しているイコール充実した生活とは限りませんが…
    とりあえず、大人版リア充?を目指すには参考になるのかな。と。

  • 2

  • 良い仕事をするためや、人生と人の心を充実させるために
    遊び方と遊びに対しての考え方が書かれている。

    遊ぶ人仕事ができる理由
    ①心身ともにリフレッシュし、再び仕事に集中できる
    ②仕事以外で多様な情報が入手できる
    ③新たな出会いで仕事以外のネットワークを入手
    ④①~③を通じて発想が豊かになる

    一生ものの趣味を作る 7つの法則
    ①あまりお金をかけずにできる
    ②1人でできる
    ③あまり時間を取られない
    ④あまり体力を使わない
    ⑤年をとってもできる
    ⑥発表の機会がある
    ⑦幅広い人との交流ができる

    「一芸を極めれば他芸もわかる」

    「遊びは自腹でやるからこそ愉しいし、人生の糧になる」
    →ビギナーズラック分の運を譲る代わりに友達のお金でパチンコ・スロットを打たせてもらうと思ってた自分には耳が痛い言葉。

    「いかに心の平穏を保っていられるかを楽しむのが博打の本質」という考え方
    →麻雀しているときもアガった振り込んだ・勝った負けただけではない、もっと深い楽しみかたに気づくことができた


    ナース・ログ
    森の中で朽ちて横たわっている木、一見ムダに見えるがコケや微生物を生み、土壌を豊かにする。

  • 装丁からして、どこか池波正太郎の『男の作法』を彷彿させると思ったが、案の定。
    本文中に多々引用されていた。

    何とも無難な内容。
    どこぞの二番煎じ感は否めないな。

    まあ、何事にもゆとりをもって、と云ったところかな。
    遊びも仕事も。

    詰まる所、想像力を豊かに創造力を養い、常に学びの姿勢を保つようにということだな。

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著者プロフィール

大阪生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。文化部長、出版部長を歴任後、1977年に日本クリエート社を設立。

出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として新聞、雑誌などさまざまなメディアに執筆し、講演活動も数多く行っている。

主な著書に『男の品格』『「孤独」が一流の男をつくる』『男の嗜み』『60代からやっていいこといけないと』など多数。

「2022年 『20代で身につけたい5つの習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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