人生の9割は40代で決まる

著者 :
  • 中経出版
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806142119

感想・レビュー・書評

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  • 引用メモ
    *いくつもの可能性を考えるために、勉強する
    *意識的に異論を学んで、会話のセンスを鈍らせない
    *他の人が知らない事を数字とともに提示し、説得力のある主張ができるかどうか
    *質の高い勉強のために、お金を投資する
    *本当に効果が出ているか、確かめながら勉強を進める
    *日常レベルの大切な人脈は、メンテナンスを怠らない
    *会社にとって存在価値が高いのは、経費を削れる人間よりも、会社に利益をもたらす人間
    *会社以外で月1ー2万年でも稼げる手段を見つけておく
    *自分自身が成長できたり、楽しさを感じられるなど、個人的な充足やメンタルヘルスの面で価値のある人間関係を大切にした方がいい
    *朝ごはんの時間は子供にさまざまな話をする
    *40代からは、子供でなく夫婦を家庭の基本にする
    *趣味にはお金をかけ、知識と経験のストックを作る
    *

  • 40代後半に読んでちょっと遅かったかな?

    納得すること半面、ちょっとなぁも半面。

    まぁ、妻にも読ませてみたけど同感してくれるか?

  • 40代の私にとって…人生の9割決まると書かれたら、読んでしまいました。
    これから先の人生今までと違い、ある意味オトナな態度といつまでもコドモのような気持ちが必要なんですね~
    http://ameblo.jp/148take/entry-11180443084.html

  • ・40代は自分で考え、語れるようになるべき。⇒Smart noteが役立つ?
    人の話の受け売りだけではNG.
    ・Visionを持て!そして語れ!
    ・10年後に生き残るには何をするべきか?
    ・40代にチャンスが来る。ひるむことなく働け!攻めろ!体力をつけ、確実にものにする。
    ・結局、人格者が勝つ。後輩にはやさしくしろ。

  • 年明けに今年の新刊本の1つとして、タイトル買いをしてしまった本です。
    読み終わった感想として、まず、来た仕事は断らずにやれということ。
    40代に入ると前頭葉が萎縮し、考えが凝り固まるので思考の柔軟性が失われる。勉強している人の強みは複数の可能性を考えられること。いくつもの可能性を考えるために勉強をするのが大事・・・
    健康面では、もし、鬱や情緒不安定になりそうな時は、肉を食べ、よく寝て、太陽の光を浴びろと。メタボなんかは気にすんな!!
    ・・良い本でした。

  • 年末(2011)に凄いタイトルを付けられた本を読みました。40代の成果がその後の人生の評価を決定してしまうことです。今度の3月に4度目の年男を迎える私は、あと2年しか猶予がありません。

    自分を振り返ってみると、あと2年後には今年に私が手掛け始めたプロジェクトを完遂させる必要があるということですね。また過去を振り返ると、30代後半から40代前半に決断して行動した結果が、今の自分をもたらしていることも実感しました。

    この本の著者である和田氏が、人生の正念場でやっておくべき39のルールを解説しています。今度の2年間の社会人生活の指針として役立てていきたいです。

    以下は気になったポイントです

    ・40代になったら何を読んで「そうだったのか」で納得するのはやめて、「そうかもしれない思考」へ転換すべき(p17)

    ・その著者を師として仰ぎたいのであれば、最低で3冊は読んでおくべき(p29)

    ・会社で出世していくための勉強での課題として、1)心理学を用いたマネジメント、2)ビジョン(こうあるべきというイメージ)がある(p32)

    ・10年後の日本で確実なのは、中国語を勉強したり、中国人相手のビジネスを考えることは生き残りの手段になる(p36)

    ・勉強にあたってのスケジュール管理は、1週間の小目標を設定する(p46)

    ・ネタが多いから書けるのではなく、たくさん書いているからネタが引き出せる(p52)

    ・日常レベルでつながりのある人たちとなるべく連絡を絶やさないように、たまには飲んで関係性を深めておくべき(p66)

    ・特殊な技術は、特許を取得している技術ではない、特許の期限が切れて公開されても誰もが真似できないものを作れる技術である(p68)

    ・40代以降は、役員レースでも部下の人望が厚い人のほうが勝ち残りやすい(p71)

    ・40代の過ごし方として、広く浅くの異業種交流会的なものはやめて、数は少なくても、互いに深く信頼し合える相手との密な人間関係を確保する(p80)

    ・子供の年齢として、50代後半くらいから介護の本番を迎える時期である(p98)

    ・日本では家族が在宅で介護することを美徳としているが、それは戦前の日本人平均寿命が50歳にも満たなかったころのもの、長生きする人は使用人が複数いるような富裕層(p102)

    ・年金制度が破たんするときには、貨幣価値が下落しているので外
    貨貯金以外は、無意味(p108)

    ・持ち家があれば、貯金は夫婦合わせて、1000万円もあれば十分(p109)

    ・老後の介護費用が心配であれば、民間の介護保険に加入して、要介護状態になったときにお金を受け取れるようにしておく(p111)

    ・労働者の給与を上げるという方策をとらない状態が続く限りは、日本のデフレは止まらない(p113)

    ・1000万円の資金で、月6-10万円の収入を目標に回すことを考える(p117)

    ・40代に入ったら、趣味にはある程度はお金をかけて、単なる気晴らしや遊び以上のハイレベルを目指すべき(p125)

    ・メタボ対策が懐疑的なのは、メタボシンドロームの提言者として知られる医学者が「痩せ型」とはいえない体型である(p131)

    ・病気で活力があり、若々しい状態が続くのが理想的、40代のやせ願望や過度の節制は、そこから遠ざかる可能性あり(p134)

    ・40代で、脂肪・コレステロール・タンパク質が不足すると、肌は荒れ、しわや白髪が増えて活力がなくなって明らかに老け込む(p136)

    ・体に良い脂肪は、イワシ・さんま・マグロの脂にふくまれる「オメガ3」、肉を食べた後には、魚の脂を積極的に摂って、脂肪を燃
    すべき(p142)

    ・野菜を多く食べることと、補助的にビタミン剤をとることがアンチエイジングに効果的(p146)

    ・うつ病を防ぐには、1)適度に肉を食べる、2)十分な睡眠、3)太陽の光を浴びる、である(p160)

    2011年12月31日作成

  • 高校時代に受験は要領からの読者です。来年は厄年で丁度タイムリーな
    内容かと思い手に取りました。
    知人にも鬱になったものが多くて、
    人生の節目であるのは間違いないです。作者の作品としては、内容はイマイチです。もっと踏み込んだ内容を期待しました。これも読書家の宿命です。当たり外れはあるものです。
    引続き作品の発表を期待します。

  • 今31歳です。10年後の40代を想定して今から準備できることのヒントがないかと手に取りましたが、すでに意識していることが多く書かれており、あまり得られるものがありませんでした。中国語はやってみようと思いましたが。もっと悲観的な観測のもとに書かれていることを期待して読んだのですが、自分にとっては楽観的な記載が多く、若干期待はずれでした。

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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