どうしてもがんばらなくてはならない人の徹夜完全マニュアル

  • 中経出版
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806143116

作品紹介・あらすじ

「徹夜」は非常事態。がむしゃらに仕事をしても能率は上がらず、ダメージが体に残ってしまうだけ。睡眠医学にもとづいた対処法を知ることでパフォーマンスは劇的に変わる。睡眠医学のスペシャリストが教える「徹夜攻略法」。

感想・レビュー・書評

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  • それでも仮眠をとれ。以上。

    普段のことでいうと、布団に入ってすぐ眠れるのは睡眠不足の証拠。よくない。5-20分うとうとするくらいが普通。
    また、夜中に一度も目覚めないのも睡眠不足の証拠。

  • 細切れ睡眠が必要。
    カフェインは取らないほうが良い。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:498.36||M
    資料ID:95120249

  • 夜勤ありのシフト勤務者にとっては「おぉ!」と目を惹かれるタイトル。
    •眠くなったら仮眠
    •夜食は炭水化物とタンパク質中心に
    •コーヒー、チョコレート、激辛フードに頼らない
    •眠くなったら腱を伸ばす

    とりあえず夜勤の夕食に激辛インスタントラーメンはやめよう。。

    介護職の離職率の高さって腰痛だけじゃなく不規則勤務によるダメージの蓄積もあると思うんです。
    こういう研究がもっと進んでくれたらなぁ。

  • 本書の基本スタンスは、「徹夜反対論」

    大前提として、「徹夜はしてはいけない」とのメッセージの下に展開される。これは、著者の1人が医学博士ゆえのことであると想定される。タイトルや表紙のレイアウトからは、「いかにも徹夜対策のquick tipsがテンコモリなのでは?」と期待させる感じがあるが、そうした期待を過剰に持ちすぎてしまうと、かえって本書の内容に不満をもってしまうかもしれない。

    ヒトの生理的な睡眠サイクルの基本と、それを踏まえたうえでの徹夜のパターン(注:本書では「徹夜」を3つに区分していた)別の夜通し働くときの対応方法と注意事項を述べている。したがって、随所に「仮眠」をとることの重要性が散りばめられており、そのタイミングや仮眠の取り方が割と詳しく書かれている。

    ただ、よく雑誌や新聞などでたまに特集される「睡眠学」とか「仮眠のススメ」といった類の情報から、既に知識を蓄えている方にとってみると、既知の情報ばかりで斬新さが感じられないかもしれない。逆に、そういう「睡眠に関する基礎知識」がまったくない人にとっては、それを知るという意味でいいかもしれない。

    個人的には、「朝型はいい!」という巷で流布される世間の情報に対して、「それは夜早く寝ることが前提だ」としてやや厳しめに指摘している箇所がよかった。単なる「朝型人間奨励イズム」に対して、「(寝ることがダイジというよりは、)脳を休ませることがダイジ」というメッセージから、「仮眠」や「目をつぶる(ことで脳の情報処理量を減らして疲労度を減らす)」ことの大切さを語っているところは、いかにも医者らしい説明だった。

    惜しむらくは、「自分の睡眠サイクルを知る」ことの重要性を説きながらも、そういう「良い睡眠」「悪い睡眠」といった明快な切り口から「睡眠論」が展開されずに、「徹夜はダメよ」という短絡的なメッセージで終わってしまっている点。タイトルに縛られての内容になっているのだろうが、恐らく本書を買う読み手の本当のニーズは、冒頭に述べたようにquick tipsを知って早速使って効果を得たいとか、あるいは、誰だって徹夜なんぞしたくないのだから、短い睡眠の中でいかに効果を得られる方法があるのかといった「即効性」にあるはずで、そういう意味では完全に「タイトル負け」になってしまっている。

    繰り返しになるが、本書は「徹夜反対」の姿勢をとっている。
    通読してみての感想は、「徹夜はヤバイ・ヤラナイホウガイイ」というアタリマエのことを再認識したということ。
    しかも、そう思ったら、筆者のねらいが達成されたことになるという点も附記しておきたい。

  • ・仮眠は「寝入り:15分」「復帰時:80-100分」がベスト
    ・ローカルスリープ
     ・脳波全体が眠るのではなく、使った疲れているところが深く眠る
     ★作業を切り替えることで、「疲れているところ」を休ませられる
    ・とりあえずその場で目をつぶるだけでも有効
     ★目からの情報を遮断するだけで、脳が休める
     ・15分目を閉じるとかなりの疲れが回復する
    ★具合が良くないと感じたら、「6時間以上」は眠ること。
     ・普段でも5時間以下になるとかなりパフォーマンスが落ちるらしい
     ・6時間睡眠が続くと、8時間睡眠に比べパフォーマンスが落ちる
     ★7−8時間がもっとも病気が少ない。
     ★最低6時間は寝ないと、体調が維持できない仕組みになっている
     
    ★自分の適性睡眠時間を知る方法
     ・5日間、「好きなだけ」眠ってみる
     ・眠くなったら寝て、自然とおきる
     ★5日間好きなだけ寝ると、睡眠不足は解消される
     ★そのあとで「自然に寝て自然に起きた時間」が適性睡眠時間
     
    ★アンカースリープ:
     ・コアタイムで必要時間の半分を確保(アンカータイム)し、それ以外を昼寝や仮眠で補う
     ・深部体温が一定に保たれる → 体調を崩しにくい
     ★コアタイムをきめて、一定のリズムをキープすると、ダメージを最低限に抑えられる
     ・24:00-28:00がコアタイム
     ・この方法も、2週間が限度
    ★体のリズムを保つために、寝起きには積極的に太陽に当たる
     ・突発的な徹夜はダメージが1・2日残る
     ・リズムは、太陽光でリカバーできる
     ・セロトニンが出る→夜にメラトニンが出やすくなる
    ・寝酒は絶対にNG
     ・睡眠が浅くなる
    ★良い眠りに良いたべもの
     ・ツナ、バナナ

  • 20120524

  • うまいタイトルを付けたなという印象。

    読み進めると、如何に適切な睡眠をとるのが重要であるかわかる。
    徹夜はなるべくなら避けるべきという立場で論が進む。
    徹夜の方法論を学ぶには、適切かと。

    眠気の対策としていわゆる覚せい剤が使用された件など、一部流れがおかしいところがある。

  • 徹夜のための本ではなく「眠れ」と言っているように感じる。
    眠ることの薦め。
    今までの自分で持つ情報に何か加えられたものがるかは不明。
    結局、私はしてはいけないことだけをして毎日生活しているんだから健康なわけないということを悟る。
    30分ほどで読めるけど、おそろしくつまらない。

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著者プロフィール

中部大学教授

「2021年 『認知症にならない!させない!世界の実証メソッドを網羅!脳の名医が教える最高の脳活大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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