小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと

著者 :
  • 中経出版
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本棚登録 : 129
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806144847

作品紹介・あらすじ

勉強ができる、先生に好かれる、自己主張が出来る、いじめられない、7000人を見てわかった3歳から6歳までの育て方。

感想・レビュー・書評

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  • なるほどというところもあるけど、長年の経験を積んだ先生が見た困った親と子供はこんなだ!!というのをやや感情的に書いてあるように感じる。つまり系統立てて書いてあるようでさほど論理的とはいえない。それぞれの項目がたまに相反するんじゃあ・・と心配する部分もあるけれど、先生からすれば「バランスですよ。極端にとるんじゃありません。」と言いそう・・
    しかも親の育ちが悪いから子供がそうなんだという結論に至りそうで落ち込む。

    ↓なるほどこれはやっておこう
    ・小学校の給食を考えて嫌いな食べ物も出す
    ・ひらがなが書ける
    ・100までの数字の概念がわかる
    ・時計を読めるようにする
    ・黙って座る練習をする+人の話に割り込まない
    ・読み聞かせをする

    しかし・・「やってはいけないこと」を読むより「やるべきこと」を読むほうが前向きになれるのだろうか・・・

  • 不要

  • 著者は小学校入る前に読み書きさせるべき論者。この本のように有名な日本の幼児教育本は、同じような人間を大量効率生産させる前提にされていふようで、今の世の中に合わない気がする。
    学校の勉強についていけないならついていかなきゃいいのに。

  • 子どもを追い詰めてはいけない。
    他方、最低限の読み書きはできるようにさせておく。

  • 2014.7 市立図書館

    ついやってしまうのは、余裕ない時の命令形や否定形、脅し形・・・。


    なるほどと思ったのは、間違った文字を赤で直すのではなく、正しく書けた文字に花丸。

  •  我が家の場合、今頃これを読んでも遅いのですが…店頭で気になったのでつい買ってしまいました。

     この手の本はいろいろ出ていると思うのですが、この本のいいところは、言いにくいことでも思い切り言いきっているところ。例えば、p.130「子どもの意思」と「わがまま」をはき違えている、というように、びしっと言いきります。著者が7000人の子どもを見てきたという自負と、民間の教育会社という立ち位置がそれを可能にしているのでしょう。

     115全てに感じるところはありますが、私が特に目から鱗だったのは、p.238絵は褒めるが字をけなしているというくだり。確かに、私も子どもの字には厳しかったなあと反省しました。

  • 著者の経験を通しての考えは、面白いんだけど科学的な根拠に基づかない独善的な考えという感じを受けました。本当にそうか?と疑問を持ち始めると、とてつもなく下らなく思えてくる本です。

  • 帰り電車で読了(32/100)
    鵜呑みにはしないけどさ。一理あり。

  • 面白く読ませて頂きました。
    私としては、1章の「親のポリシー」の章が一番興味深かったです。後半に行くほどに迫力が無くなって行く印象を持ちました。

    内容は至って当たり前のことが書いてあります。
    たとえば、子どもとは幼児言葉で話さないとか、「お母さん、水!」って言われたら「お母さんは水ではありません。水がどうしたの?」と返そうとか。

    コーチング的な内容も若干見られましたが、内容が散漫な印象を受けました。

    章立てが「親のポリシー」「悪い言葉遣い」「しつけ」「日常の習慣「小学校の現実を知らない」となっていて、どうにも軸が定まりきっていないように見受けられます。

    一つ一つはなるほど、と思う物もあるだけに、もうちょっと整理されていると良かったな、と思いました。

  • この本で残念なことは、子育ての主人公をママだけに限定していることである。それはさておき、子供は叱るだけではなく、褒めてあげることであることを再認識した。この本に書かれているやってはいけない子育て(例えばモノでつるとか、急かすなど)を自分がやっている点がいくつもあり、心がけておきたいとおもった。いずれにせよ、小学校に上る前にひらがなと、数字と、時計の読み方はマスターさせておかないと、それだけで差がついてしまって勉強嫌いになる恐れがあるという点は心の片隅においておこうと思った。私の子供の時とは違うようである。

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著者プロフィール

大阪市生まれ。聖心女子大学文学部教法育学科にて幼稚園・小学校教諭免許取得後、佛教大学通信課程にて特別支援学校教諭免許を取得し、故・石井勲先生のもとで、全国の幼稚園・保育園に漢字教育を普及。平成7年株式会社パワーキッズを設立。同社教室の「エンピツらんど」を、全国の幼稚園・保育園300ケ園、生徒数約7000人に導入する指導責任者として活躍。自らも自閉症児の子育てをしながら、「エンターテイメント性のある授業」を目指している。

「2014年 『「はずれ先生」にあたったとき読む本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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