世界一わかりやすい 経済の教室 (中経の文庫 い 27-1)

著者 :
  • 中経出版
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本棚登録 : 111
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806147206

作品紹介・あらすじ

「リフレ」政策の論客・飯田先生と「ブルくん」「ベアくん」の対話形式で展開する経済入門書。「損得」の感情という、最も人間的でわかりやすい切り口から「シンプル」に経済を理解できるようになる!

感想・レビュー・書評

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  • 経済のことがまったくわからない人向けですが、中身は結構充実してる。
    経済学の原則から始まって、デフレや政策といった実践的な話題まで扱っているすごい本。

    池上彰氏の「経済のことよくわからないまま~」という本が、初心者向けで本書と同じタイプの本ですが、本書のほうがおすすめです。
    わかりやすさも、網羅率も、こっちのほうが上だと思う。

    本書は講師(著者)と生徒(ラビくんという謎のモンスター)との対話形式で話が進んでいきます。
    ですので、文章が堅苦しくなく丁寧で、理解が深まります。

  • 恐らくこれ以上に経済について分かり易く書かれた本は無いのではないかというくらい、誰にでも分かるように書かれた本です。

    なぜデフレだとダメなのか、日銀の役割、アベノミクス前の民主党政権時代にやるべきだった経済政策(この本はその頃に書かれたものです)等々凄く分かり易く書かれています。

    ニュースの経済情報を観てもさっぱり理解できない、という方にお勧めです。

  • 経済学について本書を読んで、学生時代に習った知識と今の世の中で起きていることが繋がった気がしました。
    アベノミクスの当初に出された一冊なので回復基調にあるところで、本書で書かれている経済の政策の提言が実現されていることなどはすごいと感じました。

    そもそも経済とはというところからなぜデフレがダメなのかといったところまで分かりやすく深く学ぶことができました。
    ただ図解が少なく、文章の羅列が続くのでその点で理解しにくい部分があるのは残念でした。

  • 経済学を素人むけに解説した本。講師と生徒の対話形式で講義がすすめられ、分かりやすい。アカデミックな話で終わらず、現在の景気状態を理解するのに役立つ実用的な内容だった。

  • 世界一‼︎かどうかはわかりませんが、冒頭にもあるように、経済知識ではなくビジネスやプライベートで使える「思考法」を学ぶ上では最良の本だと思います。
    経済学と経営学の違いにも納得です。
    両者は非常によく似たプロセスを踏むものの、向かう先(目的)が違うとのこと。
    物事すべて目的が大事だと再認識しました。

  • 私にはちょっとわかりやすすぎた…

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著者プロフィール

1975年生まれ。エコノミスト。明治大学政治経済学部准教授。東京大学経済学部卒業後、同大学院経済学研究科博士課程単位取得。内閣府規制改革推進会議委員などを兼任。主な著書に、『経済学講義』(ちくま新書)、『これからの地域再生』(編著・晶文社)、『マクロ経済学の核心』(光文社新書)、『歴史が教えるマネーの理論』(ダイヤモンド社)などがある。

「2018年 『新版 ダメな議論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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