- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806147336
作品紹介・あらすじ
以前から、ハイパーインフレによる日本国債暴落を唱えてきた著者は「アベノミクスはアベノリスクだ」と懸念を唱えている。「アベノミクス」のどこがヤバいのか、リフレ政策を実行することで日本国債はどうなるのか等、その実態を明らかにするとともに、これからの生活の守り方を指南する一冊。
感想・レビュー・書評
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アベノミクスが海外からどう見られているか。
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①アベノミクスの何が問題なのか?
・ケインズ「社会の存続基盤を転覆するうえで、通貨を堕落させること以上に確実な手段はない」
・1ドル80円台で、24兆円の石油、天然ガスを買っている。円安だとさらに負担大きくなる
②日本国債がデフォルトする要因を知りたい
・暴落前には金利が低下していた
・覇権国の金利が暴落して移動
・格付けが低い
・ゆうちょが日本国債を買わなくなる
③国際暴落の具体的なシナリオは?
・外国人保有比率9.1%と過去最高だが、買い付けは40%が外人
・財政再建しようとして、経済が沈み、破たんリスクが高まる
④国際暴落に備えた資産防衛法は?
・多通貨に投資
・国際優良企業株
・実物資産
・自分投資(複数の収入源)
⑤気づき
・ユダヤの格言(良いことは7年以上続かない、悪いことは40年続く)
・デフレは悪ではない
・物価は安定している
・賃金低下は中国の低賃金と競争しているから
・生活はデフレに有利
・借金をしている国がインフレを歓迎
・19世紀のマネタリズム(貨幣数量説)は、古い考えで、80年以降は相関が薄い
・実質為替レートでみると円高ではない
・高橋のリフレ政策を危険な政策と書きつつ、効果を認めている(後戻りできなくなるため)
・銀行は他の投資先がないから国債を買っている -
"著者の石原完爾氏の書かれる本は非常にわかりやすく、
この本もとてもおすすめの1冊です。
皆さんも是非お読みくださいね。" -
石角完爾/著
田代秀敏/著
迫る危機を先読みし、自身の資産と生活を守れ。「アベノミクス」のどこがヤバいのか、リフレ政策を実行することで日本国債はどうなるのかなど、その実態を明らかにするとともに、これからの生活の守り方を指南する。