サービス対応は24時間365日 世界シェアNo.1を獲得した顧客戦略 日本企業を飲み込んだハイアールの成功法則

著者 :
  • KADOKAWA(中経出版)
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806148586

作品紹介・あらすじ

三洋の赤字事業を買収し、同じリソースを使いながらも短期間で黒字化したハイアール。日本企業にできなかったことを、彼らはいかにして成し遂げたのだろうか?日本メーカー最大のライバルとなった中国メーカーの世界戦略を追う!

感想・レビュー・書評

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  • 締めは「中国企業の旗手はすでに交代している」なので、企業変革してもなかなかうまくはいってないのか、中国市場がそれだけ厳しいのか。

  • 読みかけとなっていた本です、最後まで読みたいと思っておりますが、現在このような本に部屋が占領されてきており、苦渋の決断ながら処分することに至りました。近い将来、この本を読破できる機会が来ることを願っています。

    2017.12.31作成

  • 中国最大の家電メーカー「ハイアール」。なぜ”地方の製造メーカー”が世界トップ家電メーカーになったのかを過去の歴史から紐解いていくもの。

    昨年のNHKスペシャル?(記憶が曖昧だが)で、韓国サムスンや・中国ハイアールなどのメーカーがどのように力をつけていったか?について取り上げていたが、この本はより深く1社(ハイアール)にフォーカスしているもの。

    顧客戦略もなにも、企業としてすべきことを淡々としていたのだと思う。

    成長要因は、企業としてのどうあるべきかを経営者が見極め、変革していかなければ大きな成長はできないのだと感じた。

    ・BtoC企業だからこそ顧客第一主義に立ち、顧客がなにを望んでいるのかを把握する
    ・ハイアールやサムスンは共通して、日系企業が行っている単なる「リサーチ」はせず、自社社員を永住させるつもりで現地に根付かせる(リアルなニーズを把握するため)
    ・メーカー業からサービス業へと変革(24時間365日顧客対応する)
    ・人材育成の前に、人材教育。一般的教養がない人材をいくら育成しても育っていかない。まずは「考え方」を教育していくこと
    ・言い続ける&やり続けることでいつか形になっていく
    実際、視察ツアーなどで実際に「昔、ここの道の広告は全て日立だった。今は全て中国資本の企業の広告になった。」ということを聞いた。
    この本を読んで後発の中国韓国資本企業が、なぜアジアでシェアを伸ばしているのかが分かった気がした。

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