- Amazon.co.jp ・本 (539ページ)
- / ISBN・EAN: 9784807905294
作品紹介・あらすじ
本書では、物理化学における基本的な概念と理論の「考え方」に重点をおいている、第1部では、マクロな物理化学として平衡論から始まる。ここでは熱力学が主流である。第2部にミクロな物理化学である構造論を導入する。ここでは、量子化学と分子の構造およびその実験的な研究法が詳しく説明される。最期の第3部では化学の中心課題である化学反応が第1部、第2部を前提として、最新の進歩をまじえて解説される。古典熱力学、特ににエントロピーは学生を悩ます概念であるが、ボルツマン分布をまず導入し、それによってエントロピーの統計的な解釈を導入する準備をしている。こうすることで、熱力学の全貌の把握が損なわれないようにしている。
感想・レビュー・書評
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2015年度 理学図書室 貸出第12位
理図書 431||A94f||1 20124991詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
請求記号 431/A 94/1
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物理化学の教科書.教養学部時代にお世話になりました.
熱力学と量子力学について説明されています.
熱力学は結局苦手意識が消えないままでしたが,量子力学はこの本を読んでかなり好きになりました.
練習問題も付いてますが答えは載っていません. -
物理化学を学ぶにはこれが一番!!
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大学院入試対策としてamazonで中古を購入。出品者さんありがとう!
教科書として使っていたムーアより遥かに分かりやすい。数式の羅列や物理学的な説明だけではなく、比較的平易な言葉で「その公式が意味するところ」を教えてくれる。物理が苦手な私には合っていると思う。
高校生のときにこんな参考書に出会いたかった。そしたらもうちょっと物理が好きで得意になったかもね。(大学入試で30/100とか取らなくて済んだかもね・・・。。。) -
最近の物理化学教科書の定番。
学部一年のころに初めて読んだ時はなんてわかりにくい、と思ったが、それは私の能力不足で、その後4年生になって院試勉強のために読み直したら、とてもわかりやすかった。
その後も辞書的に使っている。 -
こちらは第6版。結局3種類持っている
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基礎物理化学、物理化学の教科書。
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熱力学はさすがです。でも,量子化学がしょぼいねぇ〜。
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「物理化学基礎」の指定教科書。とってもメジャーなものみたいですよ。贅沢かも知れませんが、どこに何が書いてあるのか私のような初心者にもわかりやすかったら、もっと良いのにと思います。てか「物理化学」試験ムリだゎ。。