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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784808309800
作品紹介・あらすじ
世界唯一の被爆国がなぜ原発大国になったのか。米外交史料と百人以上の証言で解明したもう一つの昭和史。
感想・レビュー・書評
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原発にまつわる歴史を日米関係に絡めて綴る内容。
題材は非常に興味深いものであるが、
日米がそれぞれがどういった団体の利益によって
原発開発という決断に至り、世論操作と開発促進に至ったか、
もう一歩踏み込んだ内容が欲しかった。
特に序盤は一貫して日米政府を非難する論調だが、
放射能被害についても科学的な記載は薄い印象を受ける。
終盤に近づくにつれ、具体性のある内容が増え、面白かった。
また、浜岡原発に関する巻末の内容は大変興味深い。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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