もっと知りたいゴッホ 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

著者 :
  • 東京美術
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784808708160

作品紹介・あらすじ

●日本人に最も愛され続ける画家の、魂の軌跡
37歳という若さで自らの命を絶ったゴッホ。画業はわずか10年と短いが、作風は、夢や希望、失意や挫折といった画家の内面と呼応するかのように変化している。本書はその変遷を、パリ、アルル、サン・レミ、そして終焉の地オーヴェル・シュル・オワーズと、ゴッホが移り住んだ場所をキーワードに追っていく。
●伝説のヴェールをはいで見えてくるゴッホの新たな魅力
著者は、伝説に彩られたゴッホの生涯から虚像を排し、実像を浮かび上がらせる作業を丁寧に行っているゴッホ研究の第一人者。本書ではその成果をもとに独自の知見を披露。絵解きのヒントや弟テオとの書簡など読者一人ひとりの鑑賞の手だてとなるような情報をできるだけ盛り込んだ。

感想・レビュー・書評

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  • 「もっ知り」シリーズ第5弾として手にしたのは...

    「ゴッホ」です♪

    なぜ、ゴッホ?
    答え:生で見た「ひまわり」「アイリス」の感動が忘れられないから。

    完全なる私見ですが、「ピカソ」と並びおそらく世界で最も有名な画家の1人、それが「ゴッホ」。

    日本にも多くのファンがいることでしょう。

    マハさんの作品「ゴッホのあしあと」「リボルバー」が私とゴッホを出会わせてくれました。

    幸せなことに何作かの作品を生で見る機会も得ました。

    「もっ知り」を手にするといつも知らない作品と出会い、知らなかったことを知れる。

    初心者の私にはこんな嬉しいことはありません⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

    そんな「もっ知り」シリーズですが、手にするのは本書にて少し休止を...

    まだまだ無知なσ(・ω・`)

    今まで手にした「モネ」「ピカソ」「クリムト」「ベラスケス」、そして何作か手にしてきた「フェルメール」も含めもう少し知りたい!!

    そんな欲求が溢れてきました。



    本の概要

    ●日本人に最も愛され続ける画家の、魂の軌跡
    37歳という若さで自らの命を絶ったゴッホ。画業はわずか10年と短いが、作風は、夢や希望、失意や挫折といった画家の内面と呼応するかのように変化している。本書はその変遷を、パリ、アルル、サン・レミ、そして終焉の地オーヴェル・シュル・オワーズと、ゴッホが移り住んだ場所をキーワードに追っていく。
    ●伝説のヴェールをはいで見えてくるゴッホの新たな魅力
    著者は、伝説に彩られたゴッホの生涯から虚像を排し、実像を浮かび上がらせる作業を丁寧に行っているゴッホ研究の第一人者。本書ではその成果をもとに独自の知見を披露。絵解きのヒントや弟テオとの書簡など読者一人ひとりの鑑賞の手だてとなるような情報をできるだけ盛り込んだ。

  • 薄くて読みやすいのに色々詰まっていて、お得に感じるシリーズです。

    独特なタッチと精神に左右されていそうなトーンと、何故か引き込まれます。

  • ゴッホと宗教の関わりについて深く書かれた本だった。
    ゴッホは「掘る人」の絵を何枚も描いている。
    幸せな時代2年間には現れなかった「掘る人」。ゴッホにとって「掘る人」とはなんだったのだろう?もっともっとゴッホを知りたい。

    最初の真作選びは撃沈。まだまだだね。面白い試みでした。

  • 先日10月2日、上野の東京美術館で開催されている「ゴッホ展2021」に足を運んで来ました。
    美術に詳しい訳ではなく、むしろ苦手。ゴッホについても人並みの知識しかありません。

    一枚ずつじっくり観て心に刻む事が出来ましたが、もっときちんと知りたかったのと、表紙が実物を観た「糸杉」だったので図書館で借りて読みました。
    衝動的に観るのも良いですが、その国や街、時代背景を知るとより想像力が増します。
    実物は立体感が凄くて、指で触りたくなるほどでした。(もちろん触りませんけど)

    来場者も多く、時代を超えて人々を魅了する絵の数々は素人の目にも神々しく見えました。

  • こう言う本。
    画家の人生の概略、作品の背景。
    手軽に美術館

  • 初心者にはいいやつ〜〜!
    私はほとんど知ってる情報でした(マウント)!

  • 夾竹桃とか、桃の木とか、ゴッホの描く花が好き。でもゴッホ自身を好きかと言われると…うーん…。宗教から逃れたいのに思考の土台が宗教で構成されてるの、おもしろくもあり、かわいそうでもある。

  • 長男から、もらった。ゴッホの歴史が時系列によくわかる。なんとかならなかったのかなあ。

  • ゴッホの名画がいつでも甦る一冊。

  • 興味を持った人への入門書。写真はやっぱり綺麗。

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著者プロフィール

大阪大学文学研究科教授

「2012年 『コンフリクトのなかの芸術と表現』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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