すぐわかる産地別やきものの見わけ方 改訂版

著者 :
  • 東京美術
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784808708993

作品紹介・あらすじ

素材も技法もこれだけ違う!普段づかいの器からミュージアム・ピース、作家ものまで歴史と伝統にはぐくまれた、各地の名品・良品がズラリ!魅力を味わいながら、「見わける目」を養う。

感想・レビュー・書評

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  • ひとつひとつのやきものについてそれほど深く掘り下げているわけではないけど,私は「旅先で器を見るの楽しいかも♪」程度のまったくの初心者なのでじゅうぶん楽しめた。写真がとてもきれい。
    陶器市やお土産屋さんでお手ごろな器を見繕うのもいいけど,現地の陶磁器専門の美術館で名品を見るのも楽しそうだなと思った。やきものの名産地の「〇〇市立博物館」みたいなところでも見られるところはあるようだから,今までそのての地方の公立博物館をスルーしてたけど行ってみたい。
    私が知らなかった器で、砥部焼と薩摩焼はぜひ見に行ってみたい。

  • ふんだんなカラー写真で飽きることなく楽しめる。
    自然釉とは、窯焚きのときに薪の灰が器に降りかかり、灰に含まれる僅かな鉄分が熱で溶けてガラス質になったものだそう。
    各産地で何十年何百年にわたる研究と経験の積み重ねが、今につながっていることがわかる。手元に置いておきたい一冊。

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著者プロフィール

佐々木秀憲(ささき・ひでのり)
1961年佐賀県佐賀市生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科前期博士課程修了(文学修士)。有田ポーセリンパーク取締役学芸室長、大英博物館日本美術部客員学芸員(2000年)、オックスフォード大学アシュモレアン美術館客員研究員(2001年)、川崎市岡本太郎美術館学芸係長を歴任。中世から現代に至るまでの東西芸術史の人文科学的考察に関する論著多数。2020年、帝京大学大学院文学研究科にて博士(文学)学位取得。所属学会:美学会、美術史学会、日本宗教学会、ジャポニスム学会。

「2023年 『岡本太郎芸術 美術史からの実像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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