- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784808709389
作品紹介・あらすじ
四季の移ろい、王朝の雅、日々の営みが美しい「色の名前」になった…。日本的感性が紡ぎ出した風雅な色名約二〇〇色でひもとく、色の文化史。色を詠み込んだ古歌や古文を紹介。色に込められた思いや、色にまつわる物語を知る。絵画、工芸品、自然の情景など、優美な色彩文化を堪能できる豊富な実例。冠位十二階、威の色目、江戸の流行色などは特集でさらに詳しく。
感想・レビュー・書評
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歴史と色について
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古くは先史から始まる日本の伝統色。一つひとつの色に由来があり意味がある。そのルーツを大きな驚きと感慨をもって眺めた。色合いは微妙であり無風流な己には判別識別は至難の業。日本人の優れた感性をつけられた色の名前に見る。
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いままで、あさぎ色を薄い黄色かなと思っていました。
明るい色調の緑かかった青色のことだそうです。
日本の色の呼び方は、とても多様。
それぞれに理由があって面白い。 -
先史~奈良から始め、ざっくりと時代別に好んで使われた色の説明がある。プルシアンブルーの発見や四十八茶と呼ばれた江戸時代の多様な茶色(ほぼ青や緑に近い茶もあり)など。ぱらぱらっと読んだ。
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ぱらぱら読みでもたのしい。まさにいろいろ。