日本の大和言葉を美しく話す: こころが通じる和の表現

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  • 東邦出版
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感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784809412677

感想・レビュー・書評

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  • 綺麗な言葉を使う一助となれば、と購入しましたが、買うほどでもなかったな、と言うのが正直なところです。
    たとえ改まった場面であったとしても、実際こんな言葉使うとなると鼻白むのでは、と思われる言い回しも多く、ちょっとした言葉の言い換えなどの参考にしたかった私の目的には合いませんでした。
    辞書形式のものがあれば助かります。

  • きれいなことばを使いたいと思い。早速、「おからかいを」「お戯れを」を多用しています。

  • 粋な言葉を学びたいと思って購入。でも、案外分かってることばかりだったりして、ちょっとだけ残念な気持ちに・・・。

  • 文章書くために参考に。日本語大切にしたい。柔らかい言葉は耳柔らかくて好き。

  • そういえばこんな言葉最近使ってなかったなぁと思うものも多かった。が、普段の生活で使うと「何?」と理解されない言葉もあり、使う相手を選ばないといけない。変わった人と思われる可能性あり(^_^;)

  • 2015年読了

  • ものすごく売れているということで確認。使ってみたいと思うものもあり、折に触れて見返したい本。
    ・お買い被りを
    ・お戯れはもうそれぐらいで
    ・ようこそお運びくださいました
    ・お心置きなくお召し上がりください
    ・むべなるかな
    手紙で
    ・お心にかけていただく
    ・くれぐれも御身おいたわりください
    など。
    鬱屈している状態を表す「結ぼれる」は初耳。
    そして美しいと思う。
    「心の糸が絡んで結び目ができる」様子を言うらしい。
    「心が結ぼれている(だから時間をかけてそれをほどこう)」と使うのだとか。
    日本語は美しい。

  • 「もてなしとは、自分の趣味、生き方、相手への思いなどを、丁寧に、正直に表現し、両者の心の間で響き合う何かを見出して、その喜びを共有すること。」
    ひらがなの副詞は至高だと思う

  • 文章を書くことが仕事で増えたので、美しい表現をしたくなり、手に取った本です。

  • 言霊の幸わう国…

    万葉集の垣本人麻呂の歌だそうです。
    万葉集は当時の身分の上下を超えて、様々な人の歌が収められているようですが、それだけ古から日本人が言葉を大事にする民族であったことの表れなのでしょう。

    この本には、そんな日本人が大切に紡いできた大和言葉が紹介されています。
    知っている言葉も多くありましたが、普段から意識することで、表現の幅が広がりそうです。

    以下、特に心に残った言葉を。
    ・続けざまですみません
    ・いましがた
    ・心を寄せる人
    ・誼(よしみ)を結ぶ
    ・橋涼み
    ・星月夜
    ・和毛(にこげ)
    ・片時も
    ・追い追い
    ・来し方行く末
    ・幾久しく

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著者プロフィール

1961年、埼玉県生まれ。慶応義塾大学文学部在学中からテレビ番組の企画等に携わり、卒業後プロのライターに。主にドラマ、商業演劇の企画をおこなう。「言葉とは何か」をテーマにしたシナリオ「姉妹」では、第十回読売テレビゴールデンシナリオ賞で優秀賞を受賞した。2000年からは、言葉と会話をめぐる人間心理についての研究に力を注いでいる。著書に『言いにくいこともスラリと言える話し方88のアイデア』(主婦の友社)、『クイズで楽しむ日本語のふしぎ』(新水社)、『日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現―』『日本の言葉 の由来を愛おしむ―語源が伝える日本人の心―』『日本の童謡・唱歌をいつくしむ―

「2021年 『童謡・唱歌の美しい日本語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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