ペップ・グアルディオラキミにすべてを語ろう: ペップ公認

  • 東邦出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784809413179

作品紹介・あらすじ

君が見たことや感じたことを、すべて本に書いてかまわない。しかしシーズン中は、チーム内で見たことは-一切口外しないこと。この約束をした上で、シーズンを通してバイエルン・ミュンヘンに帯同して記したジョゼップ・グアルディオラ本人公認の書。

感想・レビュー・書評

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  • 賢人、求道者。
    グラルディオラの本当の姿。

    ポゼッションサッカーの大正義グラルディオラと、
    当時まだ最先端とは程遠かったドイツの名門バイエルンとの出会い。

    ティキ・タカなんて糞食らえ。というペップの衝撃。
    ランニング(素走り)をしても良いか?と聞いてくる選手たち。まだ欧州サッカーに人間臭さが多分に残されていた。そんな時代の一冊。

  • 読み終わってからしばらく経っている。

    ペップの情熱にただただ感動。
    この本の最初から最後まで、彼がサッカーに傾けるエネルギーの凄まじさに興奮させられっぱなしだった。
    同じ地球に住む社会人として、自分の仕事にこれだけ情熱と信念をもって取り組んでいる彼が心底羨ましい。

     いままでは、いちスポーツエンターテイメントの一つとして観ていたサッカー。しかしこの本を通じて、サッカーほどワールドワイドに人と金に影響を与えるコンテンツは無いだろうと思った。そんなサッカー界の頂点においてこれだけ命を削るような姿勢でチャレンジし続けている。そんな彼にどんな批判を浴びせることができるのだろうか。

     とにかく、ペップは成功している。バルサでもバイエルンでも、マンCでも(ちょうどこの感想をかいているときにプレミアリーグで昇格組に負けてしまったが)。どこのチームにも大金とそれに見合ったプレイヤーがいて、ある程度の成績は、ある程度の監督なら誰でも出せるという環境に恵まれ続けているのかもしれない。例えば彼が資金の乏しい下位チームを率いた時、どんな結果になるのかは非常に興味深い。

     しかし、この本から溢れ出す彼の熱量。この本のまさに要については周囲の環境は一切関係がない。彼はどんなチームを率いることになっても、同じように情熱を傾けるだろう。

    この本は、一人の人間が一つの事にとんでもない程の情熱を注ぎ込む生き様を体感する為の本だ。
    チェスでも、バレーボールでも、寿司職人でも何でもいい。ペップのように狂おしい情熱を垣間見れる本がまだあるなら、ぜひ読んでみたい。

  • ペップスゴい。いくつものフォーメーション、戦術を考え続け、インテンシティを意識した練習。
    参考になる。

    情報量が多すぎて読み終わるのにものすごく時間がかかった。

  • エディー

  • 翻訳に慣れていないせいか、直訳が多く読みづらかった。それを抜いても、サッカー論、リーダーシップについて学ぶことができた。

  • スター軍団で勝つことは簡単だと思っていたけど、毎試合毎試合、周到な準備をしていることを知って驚いた。世界のトップ選手達との人間関係を築いていくところにも微妙なさじ加減があって、ペップの凄さを感じた。来季、マンCでどんなサッカーを見せてくれるか楽しみになった。

  • 事実を色々知れたというのは、ロッカールームや練習場など、普通では入れないところの事も書いてあったので良かった。

    ただ、それだけ。

    凄さが伝わらない。
    何が凄いのか、なぜそれができたのか、そこが知りたいんだ。

  • レアルファンなのでバルサもバイエルンもあまり好きではないが、認めざるを得ない世界最高の監督である。ペップと友人であるエディさんもフットボールで世界最高の監督とインタビューで応えてた。
    ペップ、エディさん然り凄い起業家なんかもほとんどの場合、イノベーションを生み出すにはとてつもない情熱があるなと感じる。
    ペップも3年の契約を満了してバイエルンを離れることが決まっているそうだけど、新天地での新たな改革に期待!

  • 恥ずかしながら、ペップ・グアルディオラ監督のこと知りませんでした。
    面白かった。1年みっちり描かれていてドラマチックで、見たままの描写、会話、など臨場感がすごい。監督の人間性が伝わってきて、本当の監督の姿が見れたみたい。こんな近くで最強チームの姿が見れるなんて贅沢な本ですね。

  • 8月の中旬頃に読み終わった。そしてその次の日から再読している。ペップの情熱を忘れないために。
    明確なビジョンとそれに向けたトレーニング。ロマンチストだと思っていたペップは強烈なリアリストだった。迸る勝利への欲求と渇望。そして失意。
    面白くて一気読み。込められたディティールとパッションは、僕の今後のサッカー人生に大いに役立つと思っている。
    また読む。ありがとう。

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