レジェンドへの挑戦状 フットボール奇論

  • 東邦出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784809416514

作品紹介・あらすじ

ペップは21世紀最高の監督の一人である。メッシとクリスティアーノ・ロナウドは史上最高の選手。時代を彩り、作った。では、これから先の未来は?
「親愛なるスソ。君からのメッセージが届くのは喜びだ。君の言葉はマーベラスだからね。今回の一冊にも、その言葉がちりばめられているのだろう」ペップ・グアルディオラ

第1章「もしグアルディオラが日本代表を率いたら……」からはじまる「名言」「リーダーシップ」「カリダード」「名将の条件」「データ」などを巡る8つの物語。フットボールは想像を超える。深遠なる素晴らしき世界へようこそ!

感想・レビュー・書評

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  • 色んな監督の考え方、特に攻撃的なフットボールに対する感性を語っていて面白い。
    読んでいてなるほど、一理あるな、と思わずにはいられない。
    グアルディオラ礼賛は相変わらず。

  •  フットボールのロマンを追い求めるヘスス・スアレス氏のサッカー論壇本シリーズ第七弾である。
     選手や監督の評伝から始まったシリーズであるが、今巻は様々な抽象的テーマに従って現代サッカーの色々な選手、監督、あるいはそれらの人々の発言などを取り上げサッカーを説くような内容になっている。
     例えば「CHAPTER1 もしグアルディオラが日本代表を率いたら……」ではペップさんに送ったメッセージを皮切りにマンCでのペップさんを描いている。
     あるいは「CHAPTER5 名称の条件~ライカールトの真理~」ではライカールトがバルサの監督だった時代に行われたインタビューを多く採り上げ、名将とはなんぞやを説いている、といった具合である。

     相変わらずの論調で、意外にエメリ監督が再評価されたりした一方、相変わらず一刀両断されるどこぞの匹夫監督など、縦横無尽の論が楽しめる。
     その一方で、やはりもう少し限定的なテーマの方が読みやすいのではないかなと感じた部分も否めない。
     その意味も含めて星四つ相当と評価している。
     長く続いているシリーズであるし、初志に立ち返るようなこともあっていいのではないかな、と思わなくもない点は付記しておきたい。

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