自ら学ぶ子ども: 4つの心理的欲求を生かして学習意欲をはぐくむ

著者 : 櫻井茂男

• 図書文化社 (2019年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

子どもが継続的に学習に取り組み成果を上げるには，やる気を発揮・維持させることが不可欠である。これまでのやる気研究の成果をベースに著者が作成した「自ら学ぶ意欲のプロセスモデル（欲求・動機→見通し→学習活動→振り返り→認知・感情）」を提案する。

感想・レビュー・書評

[ghostriderさんの感想 · 2020年8月19日]

学校教員や保護者向けのやや専門的な一般書。
4つの心理的欲求（知的好奇心，有能さへの欲求，向社会的欲求，自己実現の欲求）の視点から学びへの動機づけを考察し，動機づけを高める方法例を紹介する。

ここ数年マズローの欲求階層説に基づいてアクティブラーニングや学校教育を語っていたので，モデルが参考になった。

著者プロフィール

筑波大学名誉教授

「2020年 『思いやりの力 共感と心の健康』 で使われていた紹介文から引用しています。」