命はどうしてたいせつなの? (こころのえ?ほん)

著者 :
  • 汐文社
4.12
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本棚登録 : 121
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (65ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811322209

作品紹介・あらすじ

命は大切。でも、人は命をうばって食べる。命は大切。でも、ときに人は、自分の命すら大切にできない。どうして?ものごとの「本質」をとらえ、自分で考える「こころ」を育むえほん。

感想・レビュー・書評

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  • 同シリーズの「お金があれば幸せなの?」
    を先に読んでいたので、同じように漫画かと思ったら、漫画ではなく絵本だった。

    沢山のキレイな絵で構成されているので
    子どもにも分かりやすい。

    命の大切さを
    体を大きくしてくれる「いただきます」と
    心を育ててくれる「ありがとう」の両面から
    伝えていて、なるほどな‥と思った。

    命の大切さを伝える本はこの本にもあるように
    食べ物として命をいただくということと、先祖代々の繋がりを主張するものが多い中、違った視点も入っていて良かった。

    『自分を作ってくれるのは
     毎日の食事と、まわりにいる人たちです』

  • 哲学絵本シリーズ「こころのえ?ほん」のひとつ。今回は「いただきます」「ありがとう」この二つの言葉の意味を再確認できる、命をテーマにしたもの。作者と監修者の後書きも良い。

  • ありがとう100回は元気ちゃんに教わったど!

  • 「いただきます」と「ありがとう」
    大切な言葉の意味を考える。

  • 平成28年度の課題図書。
    「自分が尊ばれていなければ、人を尊ぶことはできない」の言葉が染みてくる。
    食べ物の命をもらって体を作って生きているし、つながりの中で心を作って生きている。だからこそ、「いただきます」と「ありがとう」を大切に。「いつだって、自分を作ってくれるのは、毎日の食事と、周りにいる人たちです。」に集約されている。
    『おわりに』で「命の大切さは分かっても、言葉にすることはできない」という言葉がある。その通りだと思うのだけれど、この本を、言葉にして考える機会にしてみるとよいと思う。

  • 命はまわる、自然。命をつくる、社会。出会いは心を作る。「いただきます」「ありがとう」は、とても大切。

  • 2016/1/19 6ー2

  • 「いただきます」「ありがとう」 大切な言葉…

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著者プロフィール

1972年、東京都生まれ。江戸っ子。文筆家、絵本作家。『こころのふしぎなぜどうして』を代表とする、「楽しく学べるシリーズ」(高橋書店)で2016年まで執筆、イラスト原案を担当。論理的かつ深い視点から、誰にでもわかりやすい表現で執筆する技術を持つ。また、つまらない本をなくすために、出版社へのコンサルティングなど制作アドバイスも行う。著書に『夢はどうしてかなわないの?』(汐文社)、『失敗図鑑』(文響社)など。

「2021年 『早すぎた天才』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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