学校で知っておきたい著作権 (3)

著者 : 小寺信良

• 汐文社 (2017年2月28日発売)

感想・レビュー・書評

[doroboyさんの感想 · 2017年5月6日]

分かりやすい！勉強になった。

[読生さんの感想 · 2017年4月24日]

なんだこれひどい。
著作権に関する部分はとてもいいと思う。
でも問題は、電子書籍のところ、紙の本のメリットとして書かれているものがひどすぎる。
本を手に取って選ぶ楽しみ？品揃え？厚みで分量がわかる？ページをめくる感触が素敵？棚に並べて満足感？
なんだこれ、全部主観じゃないか。客観的メリットが何ひとつ書かれていない。電子書籍の方は客観的メリットが並べられているのに、です。
基本的な、端末が必要ないこと、とか、棚に並べるにしても、それは満足感ではなく、規則性を持って分類できることで、棚を眺めただけで、その分野についてある程度の知識予測が立てられたり、１冊の本から、その周りにある関連性のある書籍を引き出せたりすることとか、メリットというのはそういう客観的なものじゃないんでしょうか。
おそらく著者は本のことについてまともに勉強していないものと思われます。
そしてこういうことがひとつでもあると、その本に書かれていること全体の信用が落ちてしまう。とても残念。

著者プロフィール

1963年、宮崎県生まれ。テクニカルライター・コラムニスト。テレビ映像の編集者としてバラエティ、報道、コマーシャルなどを手がけたのち、94年にフリーランスとして独立。以降映像・音楽を軸に、AV機器からパソコン、放送機器まで、幅広く執筆活動を行う。2008年より一般社団法人インターネットユーザー協会(MiAU)の代表理事として、子供と情報社会の関係を調査・研究している。Twitter: @Nob_Kodera

「2011年 『【電子書籍版】子供がケータイを持ってはいけないか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」