日本語の豊かな使い手になるために 新版: 読む、書く、話す、聞く
- 太郎次郎社エディタス (2002年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784811806679
作品紹介・あらすじ
今日ほど、ことばの教育が困難な状況に面しているときはなかったのではないだろうか。日本語を書くことだけではなく、読むことすらカッタルイと感じる若者も多い。
そのなかで、ことばの教育の出発点をどこに求めればよいのか。ことばの楽しさと豊かさを味わうための哲学と方法が、詩人と実践家の交流によって切り拓かれた。
感想・レビュー・書評
-
「無味乾燥」な言葉。こういう表現もあるんだなと、一番この言葉に驚きました。
自分が話したり、書く言葉に「無味乾燥」な言葉がないか振り返りました。こういう言葉を使わないように心がけたいものです。
主に、小学校の国語教育について書かれた本でしたが、同じ年頃を持つ親として、どう日本語を教えていけばいいのか考えさせられました。
もちろん、この先、受験のペーパーテスト用の読解力を養うことも必要ですが、他に文章から感じ取れる個性を持てるような日本語を教えていければいいなと思いました。
私も日本語を使ったり、読書をする上でいろいろと考えさせられる本でした。
朗読することについても書かれていて、娘が寝る前に読み聞かせを毎晩していることはいいことなんだなと自信が持てました。これからも続けていきたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
詩集と一緒に購入。
読む・書く・聞くことについて、またその目的について、詩を取り扱う方の視点での見解を知るのは面白いと思います。 -
命について宗教が語る言葉のありよう
-
高校時代に読んですごいと思った.