無着成恭の昭和教育論

著者 :
  • 太郎次郎社エディタス
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811807034

作品紹介・あらすじ

山びこ学校」から「続・山びこ学校」、そして「詩の授業」まで無着成恭の仕事は一貫して教育とは何かを問う実践であった。そしていま、ひとりの仏教徒としての場所から、日本の戦後教育、また戦前・戦中の天皇制教育とは何であったのかを自分史を通して語る。

感想・レビュー・書評

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  •  ずいぶん昔の本です。
     数年前に退職された先輩に頂きました。
     本の扉には「霧晴れて あまりに近き 彼我の間 成恭」とサインがしてあります。
     今読んでも,新鮮な指摘が随所に見られて,「日本の教育界はなにも変わっていないなあ。いや,もっと悪くなっているかもなあ」って思いました。

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著者プロフィール

1927年(昭2)、山形市沢泉寺に生まれる。1948年(昭23)、教職についてから83年(昭58)に退職するまでの35年間、1951年『山びこ学校』(現・角川文庫)、70年『続、山びこ学校』(むぎ書房刊)、82年『詩の授業』(太郎次郎社刊)などの実践を公刊する。それらは戦後民主主義のシンボルとして評価されている。現在福泉寺住職。点数だけで子どもを評価しない会(点廃連)の会長として、ラジオ、電話などによる教育相談、仏教相談に携わるほか、難民救済活動に参加している。第1回斎藤茂吉文化賞受賞(1955年)、第3回正力松太郎賞受賞(1979年)。ほかに著書多数。

「2016年 『無着成恭の詩の授業 オンデマンド版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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