- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784811807393
作品紹介・あらすじ
新宿歌舞伎町、渋谷センター街。著者は夜の街を漂流する少女たちに声をかけ、誰にも言えなかった不安や、どうすることもできない現実に耳を傾ける。
そこで語られた、少女たちの日常とは!? “危うい少女たち”の現状を知らせる渾身の1 冊!
感想・レビュー・書評
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著者の経歴が生きていると思う。世の中の狭間を上手く描いている。
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当事者たちには響きそう、支援者を広げるには感情が目立ちすぎる書き方。ただ橘さんの素直な心を描いたものだと思う。
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元暴走族のライターが街にいる少女たちと親しくなりインタビューして作られた本。
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この本に書かれていることは、ひとつの現実として受け止めたい。
その上で、今の自分があることにこれまでの人生のなかで自分の境遇であったり、関わりを持ったすべての人々だったり、すべての存在に感謝したい。
この本は今の日本における、社会の縮図としての一面もある。
核家族化、教育、社会制度、都合の良い大人の欲望その他など
本来、守り育まなければ次代を築けないはずなのに、犠牲になる"こども"がいることに目を背けてはいけないと感じた。 -
1109初:著者onTV
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一瞬のつながりを求め、路上に立つ家出少女。友人関係でつまずき、自傷をくり返す高校生。授業は無欠席、休日はソープで働く大学生…。深夜の繁華街で彼女たちに声をかけ、命の糸をつなごうとする著者と少女たちの記録。