- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784811807737
作品紹介・あらすじ
「保護者の義務だからしょうがない」「これまでの慣例だから……」それ、ホント?
「役員にかかる大きな負担を前提としたやり方」「意義の薄い活動」をキッパリやめ、ラクに参加できるようにしたPTAが続々登場。個々の活動を支える小さなくふうから、しくみをばっさり変える大改革まで、実現のためのコツがわかります。
みんなが求める活動をつくるためのアンケートや、予算執行ルール、決算書など、実務に役立つ文例も掲載。
知って、勇気づけられて、動き出せる。PTAを自分たちでつくる人のための実用書。
感想・レビュー・書評
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PTAについて知らなかったことがたくさんありました。任意加入だけど、子供の入学と同時に強制加入が主流。PTAのTはteacherのtだけど、先生たちもPTAの活動をよく知らない。先生の負担が大きいPTA行事をやめて欲しいって端的にお願いできない。なんか、すごい!色々な改革の事例が載っていて非常に参考になりましたが、自分の子供の小学校PTAはどんななのか、これまた不透明で、、、笑
PTAに関わるみんながこの本読めばいいのに!と思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
PTA活動って、やはりまだまだ面倒くさいとかやりたくないとかの印象が多くなってしまっている現実はあると思います。 そんな中、ラクに楽しく!活動するノウハウがたくさん詰めこまれたこの本、是非たくさんの人に読んでもらいたいなぁ。
僕もほんの少しだけ、この本の製作に協力したけど、子供らを中心にして親も先生も、ラクに楽しく!、PTA活動を進めて、笑ってるみなさんが増えて欲しいなあ。 -
目的を見失うな
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一般の会員には言い出せないことばかり。ひとりで声を上げたら叩かれるし、会長クラスに立候補して改革したい!と強く思う人向きの内容であった。参考にはなったが、とても真似できないと感じた。虚しくなった。
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この本を読んでわかったのは公立小学校のF校長がクソみたいな発言をしていると言うこと
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PTAの基礎知識、活動の問題点やよくするための工夫、保護者や先生の意見などがまとめられた本。タイトルからもわかるとおり、著者はPTAの活動については肯定的。PTA行事がただの慣例になっていないか、というのは毎年振り返る必要があるなと感じた。なくしてみて必要だったと感じたなら、次年度にまた戻せばいい。
「法律からみたPTA」として、憲法学者・木村草太さんのインタビューも載っている。
初版は2014年。任意加入であるということは、ある程度認知されてきたのかな。
息子は幼稚園年長さん、私の妻はPTA役員をしていて、私自身も活動を手伝ったり参加したりしている。
掲載されている事例が自分たちのPTAにばっちり当てはまるようなことは当然ないので、やるならば自分たちの問題点を洗い出すところからだ。デジタル化はLINEグループを活用する程度で、もっと進めれば時間コスト・紙コストは減っていくと思う。 -
全国のPTAシステムの問題点や、改善方法、法律の観点から見たPTAについて述べている本。
色々な改善方法は書いてあるけれど、改善するためには、役員とかやらないと難しそうな…。
学校側から提案することも難しいだろうな。
という方法だった。
読んで、更に、子どものPTAにも、勤務校のPTAにも、不満ばかり増えてしまった。
勤務校の研究図書。 -
PTAにおける課題はどこも同じだと思った。負荷を減らす工夫が必要。委員会制度をなくし、サポーター制度に切り替えるのも一手。「やらされる」から「やりたい」へ。
また、任意団体なので、加入の意思がなければ入会する必要がないとのこと。理由の説明も要らない。
<目次>
PART1 PTAはだれのため
PART2 けっこうラクで楽しいPTAをつくるには
PART3 どうしてる?PTAのおサイフ管理
PART4 先生はPTAをどう考えている?
PART5 個々の活動をラクにするくふう
PART6 任意加入へのスイッチ
2014.07.27 サイボウズ式で見つける。
2014.08.08 読書開始
2014.08.10 読了 -
心に残った点。
今までやっていたからといって、今年もやる必要があるのか見直す。
委員会をやめて、ボランティア制にすると「やらされ感」が少なくなる。
議題は前もってメールなどで回覧させると当日スムーズ。
広報部はパソコンのできる人に集まってもらう。
思い切って広報誌をfacebookやホームページに変更する。
「誰のための活動なのか」いつも考えることが大事。 -
自分がPTAに携わることになり、タイトルが面白かったので、手に取ってみました。
全国いろいろなPTAがある中で、本当に運営に困っているところもあれば、工夫して克服しているところもあり、気楽な感じで読み進めました。
現状では、そこまで問題意識があるわけではありませんが、この組織がいつまで続けられるのか、というところは今後の大きな課題です。
ボランティア方式を導入している事例などは興味深いところです。
とはいえ、目的は子どものためですので、それを第一に考えていけば、自ずとやるべきことが見えてくる気がします。
<目次>
1 PTAはだれのため?
2 けっこうラクで楽しいPTAをつくるには
3 どうしてる?PTAのおサイフ管理
4 先生はPTAをどう考えている?
5 個々の活動をラクにするくふう
6 任意加入へのスイッチ