本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784811807980
作品紹介・あらすじ
再婚はゴールではなかった──
子連れ再婚を選んだ理由、継子との関係、経験してわかった困難と醍醐味。公的な調査が一度もおこなわれないなか、当事者119人へのアンケート調査と追跡インタビューによって、はじめて語られた本音と証言。子連れ再婚家庭の実態を伝え、"再婚時代"の家族のかたちを考える。
当事者の具体的な声を豊富に掲載し、ステップファミリー支援につながる情報も収録。
感想・レビュー・書評
-
いつもうっすらと「離婚したい。子の父親がこの人でなければ」と思っているので、手に取ってみた。
アンケートの集約と、ステップファミリーの悩み相談インタビューの形で、18のケースが紹介されているのだけど、どれもしんどすぎて正直、自分には無理…となってしまった。
アンケートの「これから再婚する人へのアドバイス」に
・甘くはない。相応の覚悟が必要
・大変な道、できれば再婚を考え直した方がいい
・絶対に薦めません
などの全力で反対するコメントが並んでいるのもリアル。
「もしヤツと違う父親だったらもっと幸せになれるのでは…」と夢を粉々に打ち砕かれた。現実はそんな厳しいのか。そりゃそうだよな。実の親じゃないんだから。何倍も難しいよな。甘い妄想の自分を反省。
でも、このリアルさこそ今まさに悩んでいる人、困難に直面している人には役に立つんだと思う。当事者に相談されたら、クソバイスする前に差し出したい一冊。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示