• 竹書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812400135

感想・レビュー・書評

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  • コリン氏が佐川氏にアウトサイダーの典型をみている為、アウトサイダーに関する文が多くなっていますが、大変首肯出来ました。彼の定義では、三島由紀夫もアウトサイダー。個人的には三島由紀夫の普及率に驚いています。それが許されるかどうかは別として(許される物ではないと思っていますよ。念の為)、他殺も自殺も人を殺すという点に於いて相違はありません。家庭。過程。仮定。三つのカテイを鍵に、本人の心理を分析する必要があると思います。破壊と建設は表裏一体ですから。

  • まずコリン・ウィルソン氏のイメージが壊れた作品。彼はかなりハイテンションで臨んでいますこの佐川氏との対談に。いささか ご機嫌取りともとれるコリン氏の態度が気になるし、自論「アウトサイダー」への拘りも苦笑を招きます。佐川氏に対して色々知ることができます。興味があればどうぞ。あ、かなり本内で批判していた唐十郎氏の「佐川君からの手紙」も読みたくなりました。併用して読んでみるのがお勧め。

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著者プロフィール

"コリン・ウィルソン
1931-2013
英国、レスター生まれ。
16歳で経済的事情により学校を離れ、
様々な仕事に就きながら執筆を続ける。
1956年、評論『アウトサイダー』を発表。
これが大きな反響を呼び、作家としての地位を確立。
主な著書に『殺人百科』(61)、『オカルト』(71)など。




"

「2019年 『必須の疑念』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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