東京伝説: うごめく街の怖い話 (竹書房文庫 HO 5)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 202
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812411674

感想・レビュー・書評

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  • 怖いよ。

  • 幽霊が一切出てこない怖い話の本。昨日、会社のトイレに誰のか分からない長い茶髪が落ちていて戦々恐々としたこととかぶって面白かった。「終末ラーメン」と「山」がインパクとあった。「終末ラーメン」はラーメンは命縮める話で「山」は熊は賢くて人間対熊の全面戦争になるかも、みたいな話。
    これ、早高さん読むかなぁ。平山夢明好きだったと思う。

  • ((((;゚Д゚)))))))ぞ、ゾワゾワする…というような話が満載。オチとかなんだったのかがよくわからないのもあるけど、それが余計に怖さをあおる。

  • 幽霊や妖怪など一切出てこない怖い話。
    やっぱり生きてる人間が一番怖い。
    ホントに怖いなあと。

  • 人間って怖い。一人暮らしって怖い。一番最後の"フラスコ"がまだ頭の中に残ってて、猛烈に気分が悪い。

  • まずまずだったかな。【東京伝説 冥れる街の怖い話】よりは面白かった気がする。中にはグロくてウワァ!と思うような話も1話だけあったけど、ホンマかいな?って話もあります。まあ可もなく不可もなくという感じかなぁ。とりあえずもう一度読もうという気にはならない(笑)

  • 気持ち悪い描写も多いです。
    私が一番印象に残ったのは、最後に載っていた犬の赤ちゃんを産む話。もちろん犬と性交したわけじゃなくて、心の病からどういう風に犬をおなかにしこんだのかわからないけど、犬をおなかにしこんで、自分の赤ちゃんを産むと思い込んで、産んだという話。彼女は精神病院に入ったそうです。
    他にも色々と、通常では考えつかないような話が載ってました。

  • ザ・都市伝説

    本当に怖いのは生きている人間だなと本気で思う一冊です。

  • 基本的に怖い話は苦手な方だが、友達の部屋にシリーズのようにこの手の本が並んでいたので読んでみた。取材の結果の“事実”とした内容だが、どれも『んー、??』という感じがする。読み物としてはおもしろいかも。怖いというよりグロと狂人の話といったほうが的確かも。でも『こんなこと現実にはないだろ』というストーリーでも、似たような話がニュースで流れたりして、まんざら作り話でもないのかなと思えてしまう部分は、著者の腕かな。

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著者プロフィール

1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞を受賞。最新刊は『俺が公園でペリカンにした話』(光文社)。

「2023年 『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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