- Amazon.co.jp ・本 (525ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812435205
感想・レビュー・書評
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シリーズで一番好き
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【再読】ブリジャートンシリーズ2作目。ブリジャートン兄妹長男で現当主のアンソニーのロマンス。
求愛しようとしている令嬢の姉ケイトがヒロイン。ケンカップルです。ふたりの舌戦が楽しい(笑)アンソニーとケイトそれぞれの死生感とトラウマ、その克服。
放蕩者と評判のアンソニー、知っての通り家族思いのお兄ちゃんなんです。世間にはそうは見せないようにしてるんだけど。長男キャラ好きなわたしにとってもお気に入り。妻を愛さない!と心に決めてるけど、ケイト好き〜なのはバレてます。本人が自覚するまでの過程がちゃんと書かれててケイトに告白するシーンは良かった。
そしてますますコラムが絶好調なレディ・ホイッスルダウンの正体は?(もうわかっちゃってるけど) -
ブリジャードンシリーズ2冊目。7人の弟、妹達がいる長男のアンソニーが、ついに結婚の決意をした。目をつけたのは今年一番の美女と言われるエドウィーナだが、「放蕩者」であるアンソニーを遠ざけようと、彼女の姉、ケイトが邪魔してくる。前半はこの2人の掛け合いで楽しみ、後半はアンソニーのトラウマからくる結婚生活の危うさにヤキモキさせられる。前作のサイモンもだけど、今回のアンソニーも自分と向き合った途端に奥さんから逃げるっていう展開(笑)賢くて心強い奥さんで良かったネ♡ペル・メル競技での大人気ないはしゃぎっぷりが面白かった。
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ロマンスだけでなく、心の琴線に触れるような繊細さと深みも持ち合わせた作品。
本作のヒロイン・ケイトと彼女の恋の相手・アンソニーが心に抱える傷、死生観に共感を覚える部分があり、すべてを乗り越えてお互いを愛する気持ちを伝え合って締めくくられるラストシーンには、心が温かくなりました。
訳者のあとがきを読んで作者がオースティンのファンであること、そしてこの作品が『高慢と偏見』をオマージュしたものであることを知り感嘆のため息が洩れました。
主人公二人の駆け引きや胸きゅんシーンに溢れた、魅力的な一冊です。 -
長男アンソニー&ハイミス・ケイト(美人の妹有)妹もハッピーエンドで良かった♥
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☆3.5
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ブリジャートン兄弟シリーズ第2弾